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「親子逆転だね」と言われ 机をひっくり返した母 大人ってやつは・・となった話

私の母は自慢の母です
明るくておもしろくて優しくて私のことが大好きです

でも情動がはげしいので
一度人を嫌うと
けして、「あ、でもやっぱりいい人かも」
と思いなおすことはなく
呪い続ける心の炎を絶やさない人です

たしか中学2年生のころ
突然母が
「もうあなたは大人です」
と宣言をして
そこからは私に頼ってくるようになりました

いったいなにをもって「大人」と判断されたのか
いや、本来 突然宣言されてしまうようなものなのか
まあ、もともと変わった人なので
(私もこの変わった血をしっかり受け継いだのですが)
この突拍子もない行動にもそれほど驚きませんでした

時代はさかのぼり小学校5年生の3者面談で
先見の目を持ち合わせた(かもしれない)担任教師が
「あなたのところは親子逆転ですね。おかあさん、大人になってください」
と言ったのです

私は繰り返し話していますが
ぼーっとした子だったので(妄想癖)
もちろんその前にあった話は聞いていませんでした

しかし、そのパワーワードの衝撃と
言われた瞬間 立ち上がった母が
机をなぎ倒し 先生に向かっていったので

こりゃいかん

と慌てて母を追いかけて
先生になにかしらのなにかを
しようとしている母と必死に止めました

担任は逃げ、面談はそのまま終了

「おかあさん、落ち着いて」
「だってだって! あんな失礼なこと言う? ○○もそう思ってるの!?」
「思ってないよ」

だとしても、暴れることはないだろうと思いましたが
少しすると 母はしょんぼりとしてしまい(←かわいい)
帰り道、落ち込んでしまった母を慰めました

しかし、担任の先生は(母より年上の女性教師)
なぜあんなことを言ったのか
いったい何の話をしていたのか母に聞くと
きっとまた感情を思い出して怒るのでやめました

正直、その担任の先生はうまくクラスをまとめておらず
帰りの会で
「私の悪口を言っている人は誰ですか 名乗り出るまで全員帰りません」
と自分の感情で生徒を振り回す人でした
(いや悪口はほとんどの人がいってましたよ、せんせえ)

先生も子どもだと思うんだけども。。。

私は子どものケンカに巻き込まれた子ども。。。
おとなってやつは、おとなじゃないな・・・
と悟った日でした

ちなみに、母はもちろんその先生を生涯忘れず
いまだに怒っています
オソロシイ…

その割には まあまあ早い段階で
大人宣言されたのですが。。。

水の中で怒りの炎を消してみたいものです

みなさんもそんな経験ありますか?
そんな大人になりたくないと思いつつも
けっこう子どもの前だと みんな感情的になりやすいですよね
気を付けたいものです

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