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My Village Life4「停電」真冬に停電した結果、電気と中部電力と石油ファンヒーターに感謝したお話

ブチッ!

13時半くらいにイヤな音がして電気が消えた。

やれやれ停電だ。

また?

原因はおそらく倒木。

昨日降った重い雪で木が倒れたに違いない。

おそらくは戦後すぐ植林されたカラマツ。

そして、その倒れた先にあったのが、なぜかたまたま中部電力の送電線だった。

と、もはやバックグラウンドストーリーまで瞬時に組み立てられるくらい停電慣れした田舎暮らしの民なのであった。

中電のHPを眺めていても状況は変わらず、薪ストーブは焚いていてもだんだん寒くなってくるし、猫も膝に乗ってくるしで、猫と2人で丸まって過ごす。

が、丸まってばかりもいられないので、とりあえず本日発送予定だったお客さまに発送遅延のお詫びメールを送信する。

PC使えないと宛名さえ印刷できないじゃん。

お客さまから「気をつけてくださいね?」とか「急ぎません。」などの温かいお言葉をいただく。

ありがたし!

次に止水栓を閉め、水を抜く。

水道管の破裂だけはなんとしても避けなくては。

が、ヒマだ。

ヒマなの?

うん、ヒマ。

停電だし。

で、友達とLINEでやり取りして、復旧予想などを交換する。

「何してた?」

「車でスマホの充電してたよ。」

「復旧するかな?」

「最悪でも今日中には復旧するわよ?」

「そう?明日じゃない?」

「いやいや、今日中じゃないと被害が甚大すぎて大ブーイング!中電の社員さんはこのあたりで生きていけなくなるよ?」

なーんていうくだらないやり取りをしていたら・・・

ブーンという音とともに換気扇が回り出し復旧を知る。

17時すぎに復旧!!

わ〜い、電気だ!電気だ!

ありがたや〜〜!!

こころなしか、コロナの石油ファンヒーターがキラキラと輝いて見える。

私はこのひとが動いてないと生きた心地がしないのです、はい。


中電さん、ありがとう〜〜!!

電気さんありがとう〜〜!!

そしてコロナの石油ファンヒーターよ、ありがとう〜〜!

I love you♪



というように「停電」は日常生活の中にごくフツーに存在しているのである。

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