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Webライターになる前に365日書き続けて得た合格・・・しんどすぎた【私物語】

よくWebライターなりたい人に聞かれる。

「どうすればWebライターになれますか?」

結論、人それぞれとしか言いようがない。

ただし、自分をWebライターとしてマネタイズするならたくさんの能力が必要です。これすっぽかして案件取れる甘い世界ではありません。

そう。甘い世界ではないんです…。にも関わらず、銀河の果てにすべてをぶっ飛ばしてWebマーケティング企業に直営業した失礼な奴がいました…

私ですが何か?

今思い返しても自分の行動が失礼すぎて鳥肌が立つ…。

ここからは、私がWebライターとして食っていけるようになるまでの話をつらつらと書いていきます。ただの思い出話ですから、これ以上暇になることはないくらいの暇な時に見てもらえると、幸せな限り。

スタバで優雅にコーヒー飲みながら仕事することに憧れたアホな私

私は何を隠そう、スタバでパソコンを操作している人に憧れてWebライターを目指しました。いや、Webライターを目指すというより、平日の昼間にスタバでパソコンを操作する仕事に憧れたが正解でしょうね。

カフェでのパソコン操作には賛否があるようですが、アホ丸出しの私のような人生を変えることもあるんですね。ただ、今考えるとあまりに浅はかすぎる。

その後、私は働いていた漆黒の職場を無理やり辞め、Webライターを目指すことになるのですが…ここからはかなり苦労しました。

私、本当にWebライターの基本の「キ」すら知らない状態で知り合いのWebマーケティング会社に乗り込んだんです。しかもアポなし。あぁ黒歴史。

乗り込んじゃった…

Webマーケティング会社に乗り込んで開口一番、私は知人(社長)に対してこう言いました。

「Webライターなったんで仕事ください!」

アホ丸出しの笑顔でお伝えさせていただきました。

2秒で断られました。

私のこの言葉を聞いた知人の顔はいまだに夢に出てきます、申し訳ない。

断られるのは当然です。ズブの素人にあげる案件などこの世にないわけですから。もし今ご覧の方でWebライターを目指している方がいるのなら、絶対にこんな愚かなことはしないでください…フリじゃありませんよ。

当然のことなのに、断られてショックを受ける私(笑)しかし、その知人は私を見捨てませんでした。断った後にこう言ったのです。

「今から1年間、報酬なし、アドバイスなしで毎日15,000文字以上の記事を書き続けたら案件あげるよ」

「わかりました、やります」

当時の私は単純で、彼の会社で修行だー!!!くらいにしか思っていませんでした。でもWebライターの皆さんわかりますよね。毎日15,000文字以上の記事を書き続ける大変さ。

無我夢中の地獄

稼ぎは必要なので、他の仕事もしながらWebライターとして活動することに。ただ、その知人はライティングスキルや構成の作り方など、本当に何も教えてくれなかったんです。

キーワードを決めてリサーチし、構成を作ってライティングしてください、と、たったこれだけ。

さすがにヒントが少なすぎるので独自に調べながらライティングするんですが、正解か不正解かもわからないまま進めていましたね。完成するたびに提出してもFBや評価は全くありません。どうしたものか。

そこで私、その会社のメディアや記事の情報を見るようにしました。

構成はどのように作っている?
1つの文章の長さは?
語尾は?
1段落の文章の長さは?
表現方法は?

時間をかけてチェックし、その会社の表現を見るようにしたんです。事細かに見て真似ることで、スキルが上がっていることが自分でわかりました。

なお、この考えに至るまでに100記事以上は書きましたね。(辛かったー)
今思えば、FBがないのは土俵にすら立っていなかったからでしょう。間違った手法でクライアントの意思を聞かぬままライティングしても、そりゃFBなんかされないですよ。

ちなみに、初心者Webライターさんはパソコンで有名ライターさんの文章版写経とかおすすめですよ。ほんとに。
人によって表現の仕方や改行のタイミング、句読点の打ち方などが違うので、自ずと綺麗な文章がどういったものかわかるようになります。多分。

話に戻りますが、我流で勉強したことが功を奏したのか、なんとその知人(社長)から直接FBしてもらえることになったのです…。これがまた地獄。

吐き気がするほどの修正をもらったんです。なお、当時の私はFBを貰えたことに歓喜していました。みなさん、私はドMなのでしょう。今あの量のFB返ってきたら心折れる。

ただ…FB自体はあまりにも的確でした。
指摘されたポイントを修正するたびに綺麗な文章になっていくのが目に見えて分かりました。今もなお、そのFBの内容が私の根幹となっています。

そこから私は、地獄を味わいつつ、少しずつ、ホントに徐々に、ライティングスキルを上げていきました。その中で自分が得意な分野を見つけることができ、今もそのジャンルで飯食ってます。

諦めなかったからこその結果じゃないかな。

今もWebライターとして頑張れている

無休でライティングを開始してからちょうど1年。その知人から大きな案件を任されるようになりました。大手メディアのライティングです。

たった1年で?と思うかもしれませんが、1年ずっと思考しながら作業したからこそだと自負しています。
正直別で仕事しながらの無休ライティングは大変を通り越して、こいつ殴ってやろうかとかも思うほど過酷でしたが、今に繋げれています。

現在は公開NGの大手メディアを含む3社と契約しており、11月からはアメリカのWebマーケ会社の案件も契約できました。英語でのやりとり面倒。
来月から忙しくなりそうでなんだか憂鬱。でも頑張る。

この記事を通して何が言いたいのかというと、「Webライター初心者は書きまくれ」というアドバイスがありますが、無駄に書いても意味がないこと。

「コミュニティ」「本」「動画」
何でも良いので適切な知識を吸収しましょう。アホの私のように今まで我流かつがむしゃらに突き進むのはハッキリ言って時間の無駄。思考しながら作業してください。

あと、大きな志はキラキラすぎて目がしんどいのでほどほどに。
冷静に、ペースを保ち続けるWebライターが良いんじゃないかな。
肩の力は抜いてね。

最後に

今まで頑なにやってこなかった大嫌いなXを最近始めた。
するとなぜか初心者ライターさんから「添削してほしい」と連絡が来た。
山田に任せろ。

次回はnoteで何を書こう。この記事に登場した社長さんの話でも書こうか。

今回はここまで。どなたか一人でも私の書いたことに興味を持ってくれると幸いです。

#ライターの仕事

#想像していなかった未来

サポートがあれば、キーボードをスピードが倍増するでしょう。ぜひよろしくお願いします。