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1円の収入が私に自信をくれた


1ヶ月間の振り返りnote、今回は6月分です。


気づいたら2024年の半分が終了。

2024年のスタートと同時に
次の仕事を決めずに正社員を辞めた。

あれからもう半年か〜 はやっ!!


というのが率直な感想。

こんなにも長い期間
ちゃんと?働いていないのは初めてだ。

過去の転職の時ですら
有休消化は長くて1週間だった。

もちろん、稼ぎが0だと生きていけないので
週2日はアルバイトをしている。
(といっても、収入は月5万円ほど。ほぼ貯金崩し生活です)


キャリアブレイクを始めて4ヶ月が経った4月末、
フリーランス(個人事業主)になると決めた。

そのタイミングで
フリーランスとしてやっていけるか
を判断する基準として、
覚悟のような1つの目標を決めた。

それは・・・

"6月末までに事業所得で1円以上を稼ぐ"


会社員やアルバイトのように
雇われてもらう給与所得ではなく
自分の名前で1円を生み出す、と。


自分が何をしたいのか
自分には何ができるのか

そう考えた時に

書くことは好きだし、どちらかというと得意!
ライターをやってみたい!

と思った。


実は、新卒で出版社の総合職として勤めていた。
入社時の希望は編集部だったが
配属されたのは営業部、広告営業の仕事。

営業職だけど
自分が受注した広告枠であれば
文章を書く機会はあった。

その経験があったからか
ライター未経験で
初めて受けた業務委託の面接に見事、合格できた。

無事、テスト記事にも合格し
私のライターとしてのキャリアがスタート!


今やっているのは
いわゆる取材ライターという仕事だ。

取材先にアポを取るところから
インタビュー、撮影、執筆まで
すべてを担当する。

新卒の時の経験がいきている!

ああ、あの時頑張ってよかったな

と初めて過去のキャリアに感謝した。


昔と違うところは、
広告ではなく、記事だということ。

広告には私の名前は載らない
けど
記事には執筆者である私の名前が載る

自分の名前が書かれた記事が
世の中に出た時は
なんともいえない喜びを感じた。

嬉しすぎて友達や家族に記事を紹介した。

さらに、銀行口座にお金が振り込まれると
達成感でいっぱいになった。


こんなに大袈裟に書いているが
正直、1円くらい簡単に稼げると思う。

けれど、

好きなことでお金を稼ぎたい
やりがいを持って仕事をしたい

そのためにキャリアブレイクの期間を過ごしてきた。

そう思って選んだ初めての仕事、
始めの一歩だったのだ。


今回、「1円以上を稼ぐ」と
ハードルの低い目標を立てたのには理由がある。

次の仕事を決めずに会社員を辞めたからか
自分が思っている以上に弱っていたようで

私なんかが自力で1円も稼げるの?

という不安が大きかった。

もし達成できなかった時に
ショックで立ち直れなくなるのが怖かった

だから目標はできるだけ低くした。


学生の頃を振り返ってみると
完璧主義でプライドの高い私は、
大きな目標を掲げて完璧にやり遂げること
重視してきたように思う。

しかし、社会人になると
思うようにいかない毎日。

いつの間にか
完璧に出来ない自分に期待しないようになっていた。

最近、
本当はもっとできるはずなのに
ギリギリでいつもブレーキをかけるよね

と言われ、ハッとした。

私の心のどこかに
「これ以上やってダメだったら立ち直れないよ!」
とストッパーがあるのかもしれない。


今回、
自分の名前で1円以上を稼ぐ
という目標を達成し
自分との約束を果たしたことで
ほんの少し自信を取り戻せたように思う。

多くの人にとっては
「1円なんて」
と思うかもしれない。

でも、私にとっては
大きな意味のある「1円」だった。


これからは、
少しずつ仕事の量を増やしていく予定。

完璧主義ができるだけ顔を出さないよう
小さな目標設定と達成を繰り返して
自信を取り戻したい。


やま🐈

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やま
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