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ヤマ
2022年3月31日 11:52
薄曇り、桜並木を行く君の慣れない、黒い靴の音
2022年3月1日 03:28
掻きむしった傷跡は今はただ赤く熟れている通り過ぎる風はそよそよとその傷口をくすぐる揺れる産毛の感触に今は只その生を感じている目の前で煌々と照る あの地平の向こうにある陽の光は眩しく薄ら寒さの中にうっすらと温もりを覚えるただこの空間に立ち尽くす我が姿をどこからともなく見ている私は孤独を観測していたそして、そこには何の感情もないたった数十年生きただけの私の時間は今、一瞬のよ