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日々の演劇

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2016年3月の記事一覧

演劇作品を作る上でplayすることは忘れてはならないと思って今までやってきたけど、これからはperformすることももっと意識していかないと、ずっと自己満足で終わってしまう。

演出家が興味があるのは、俳優の中で何が起きているかではなく、俳優の中で起きたものがどう外に出るか。

演出家から1週間前くらいから昨日まで何も言われず、ひたすら演出家と自分と座組を信じて臨んだゲネ。「台詞は聞こえないところはあるが、気持ちは伝わった」という目指すところをつかれた。今日の自分の演技でやっと役の過去が見えて、その演技と重なった。あとは生きるだけだ。

観劇記録、コックピット「あしぶみ」

観劇記録、コックピット「あしぶみ」

演劇ユニットコックピットの「あしぶみ」北九州公演に照明スタッフとして参加して、ゲネプロを観させてもらった。

初演は福岡学生演劇祭で上演した30分の芝居で、今回の再演は全国学生演劇祭に向けて脚本を改変し、俳優も一部変わり、45分の芝居になっていた。

誠一は戦争で死に、「霊魂」が娑婆に留まっている。誠一の家族は彼が死んだこと初めは受け入れられないものの、互いに感情を吐露し、前を向き始める。その光景

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結局のところ、これから

結局のところ、これから

文字通りノンストップで演劇を続けてきたけど、とりあえず今月末にひとつ客演をして、しばらくは就活で休みに入るらしい。

この前の公演を振り返って改めて思ったのは、客演の3人(1人は陰湿集団に入団)はもとより、陰湿集団から出演していた5人の中でも、演劇に関して共有されているものはすごく少ないと感じた。それがこの集団のいい所(面白い所)でもあると思うし、ただ"劇団"としては弱い所でもあるも思う。それをま

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演劇のような、演劇でないような

演劇のような、演劇でないような

先日、今までに2回陰湿集団で公演をさせてもらったリノベーションミュージアム冷泉荘で、劇作家の岸井大輔さんと、冷泉荘入居者の山内さんのトークイベントに参加してきた。

2人の対談を観客が聞く、というスタイルではなく、テーブルを囲んで缶ビールを飲みながら、という、ラフな感じ。

岸井さんが用意してきたテーマに加え、参加者からの質問(僕がした質問から「演技のうまい・へた問題」)にも触れてトークを展開して

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本公演終わり、しばらくお休み

本公演終わり、しばらくお休み

清水邦夫作品に関わったのは、大学2年生の頃に先輩の演出で「僕らは生まれ変わった木の葉のように」に出演して以来二度目。

その公演は確実に僕の演劇観を変えて、新しいモノ好きだった僕は、当時の最先端に想いを馳せ、60年代から70年代にかけて起きた演劇ブームに憧れを抱いていた。

大学3年生の冬にはつかこうへいの「蒲田行進曲」を九州大学演劇部で演出したのだが、つかこうへいと清水邦夫、両氏は同じ年に岸田國

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