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自分軸で生きはじめたら、1年で居場所が作れた話

1.急な異動、残業とパワハラ

課長「やり直し。何度言えば分かるんだ。ばかやろう!」
分厚いファイルを机に叩きつける「バン」という音が響く。
2020年7月。僕の心の中でポキッと何かが折れる音がした。

パワハラ気質で有名な課長。社員がすでに2人つぶれていた。
「人手が足りないから応援して」。5月から異動になった。
毎日夜22時までの残業。心の余裕は日々失われていった。

2.他人に認められない焦り

僕「なんで僕がこんな目に。あー、ストレスがたまる」
妻「家庭に仕事を持ち込まないで。娘も聞いているし」

僕「僕の気持ちを分かってくれる人はだれもいないの?」
妻「大人なんだから、自分の機嫌くらい自分で取って」

34歳。社会人12年目。評価される同僚との差が出てくる頃。
僕は焦った。努力はしているはず。承認欲求が空回りする。

3.声が出ない自分、後輩への嫉妬

会議中、僕は突然声が出なくなった。こんな体験は初めて。
(僕の番が回ってきたら、しっかりと意見を言わなきゃ)

課長「次は、やま。今後どう進めていけばいいと思う?」
僕「はい・・・・・・。」(おかしいな、声が出ない)
もう一人の自分に、背中から見られている気がした。

課長「なんだ、考えもないのか。これだからお前は」
「私ならこうします」ハキハキと話す後輩。嫉妬をした。

4.弱さを受け入れられない弱さ

僕「僕はもしかしたら発達障害かも。一度検査をしたい」
妻「あなたは困難にぶつかると他人や環境のせいにする」

妻「今度は親の遺伝のせい。甘ったれ。自分軸はないの?」
僕「障害は甘えじゃない。自分自身の特性を理解したい」

2021年11月。僕はクリニックで問診と脳波検査を受けた。
発達障害(ASD、ADHD)の傾向、適応障害(抑うつ)の診断。

5.心のモヤモヤを言語化する習慣

妻「私の反対を押し切って、発達障害の検査を受けた」
妻「いつでも提出できるように、離婚届は署名してね」

僕「分かった。ただ僕は検査したことを後悔してない」
僕「医者に心のモヤモヤを言語化する手法を教わった」

僕「これなら、自分の機嫌を自分で取れるようになる」
僕「迷惑かけたね。愚痴ばかりの弱い自分を変えたい」

妻「本気の覚悟を見せて。私もあなたを応援したいし」
僕「アウトプットする習慣のためにTwitterを始めるよ」

両親、兄弟、友人との思い出を0歳からすべて言語化する。
どんなときに感情が揺れ動いたかで自分の価値観が分かる。

6.Twitterの発信、7か月で6000フォロワーに

僕「勉強した内容を日々発信して心の余裕を作りたい」
僕「心理学、コーチング、障害。学ぶことがいっぱい」

妻「あなたの自分軸はなに?他人軸は卒業しないとね」
僕「努力家だけど不器用で、困っている人を救いたい」

僕「自分の幸せのためだけの生き方は終わりにしたい」
僕「挫折した経験を持つ自分しかできないこともある」

2022年6月12日。アカウントを作り初めてツイートした。

2023年1月21日。発信222日目で6000フォロワーを達成。


7.第3の居場所が心の余裕につながる

僕「自立している人ほど、実は依存先が多いんだって」
妻「自分の居場所が多ければ多いほど心が安定するね」

僕「僕にとってTwitterが自分らしく過ごせる空間かも」
娘「最近のパパ、きらきらしてるね。行ってきまーす!」

子は親の背中を見て育つことを初めて実感した日だった。
僕が人生を楽しんでいる姿を見せることが最大の子育て。

2022年11月29日。娘からの言葉が嬉しくて思わずツイート。

2023年2月13日。家庭と職場とTwitter。僕の大切な3つの居場所。


8.管理職への昇進とこれからの発信

僕「同期と比べて1年遅れたけど、昇進が決まったよ」
妻「お祝いパーティしなきゃね。あなたは変われたわ」

僕「ありがとう。迷惑かけたね。これからもよろしく」
僕「今後は読み手に伝わる表現力を磨いていきたいな」

ライティング力を磨くスクールに自己投資することを決意。
2023年3月17日。自己肯定感が回復。一区切りのお休みツイート。

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9.「いま」の連続が明るい未来を作る

パワハラ気質の課長は人事に通報されて1年で異動した。
同期や後輩への嫉妬は、自分の弱さが原因と気づけた。

なりたい自分をイメージして「いま」の行動に集中する。
人生は一度きり。大切にしたい人のため、懸命に生きる。

あなたはあえて困難な道を選んだ。楽な道もあったのに。
その分だけ、あなたはグングンと成長できる。尊敬する。

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僕はあなたを全力で応援したい。一緒に前に進んでいこう。

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