アラフィフにおすすめ!簡単・揚げない・罪悪感無く食べられるなんちゃって大学芋
消化器系にあたる五臓の「脾」の底上げのためにも、パワーをつけるためにも薬膳では黄色いもの・天然のほっこりとした甘みのあるものをおすすめします。
黄色くて天然の甘味がある物と言えば、とうもろこしやかぼちゃが思い浮かぶのではないでしょうか?
ですが、とうもろこしは今が旬ではないですし、旬と言えばやはり芋類。
ということで女性の多くが好きなさつまいもで作れる甘いもの、大学芋っぽいもの「なんちゃって大学芋」の作り方です。
罪悪感無く食べられる「なんちゃって大学芋」
材料/さつまいも、中くらいのもの一本(今回は300g)、ソーセージ5本、みりん大さじ2、醤油小さじ1、(これを薬膳出汁醤油に変えても良い)、オイスターソース大さじ2、水50cc、すりごま(黒ごま)適宜
作り方/
1.さつまいもは拍子切りにして水を張ったボールに入れてあく抜きする。
ソーセージは斜め薄切りにする。
2.深めのフライパンか中華鍋にソーセージを入れて炒める。じわっと脂が出て来たら水を切ったさつまいもを入れて一緒に炒める。(油をひかないのでよく焼いた鉄製のものかテフロンがおすすめ。)
3.さっと炒めたら水を入れて蓋をして水が半分くらいになるまで蒸し煮にする。
4.みりん、醤油、オイスターソースを混ぜておき3.に入れて軽く混ぜたら、木べらなどでやさしくかき混ぜながら水分を飛ばす。
5.とろみがついたら火を止めて余熱で更に水分を飛ばし、汁が飴のようになったら完成。すりごまを振って召し上がれ。
ソーセージは豚肉なので潤わせる肉と考える
アラフィフ世代は、乾燥気味です。
必要な血も水分も不足がち。
なので意識して潤わせるもの、血を補う材料になる食材を摂るように心がけます。
肉でも、血を補うのは赤身の肉、潤わせるのは豚肉、鴨肉。
豚肉から作ったソーセージを入れて潤いの素を補充することを意識しました。
ソーセージには塩分と香辛料が含まれます。
なので味付けに使う調味料は控えめにしてくださいね。
適度な香辛料は体を温める働きがあります。
強く温め過ぎると、体の水分を蒸発させてしまうと考えて激辛料理は控えましょう。
オイスターソースは牡蠣のエキス
オイスターソースには牡蠣のエキスが凝縮されています。
ところが、市販のオイスターソースにはいろいろ混ぜられて牡蠣のエキスがあまり入っていないものもあります。
購入する時は必ず、後ろの原材料をチェックして、牡蠣エキスが最初に書かれているものを。
原材料は多いものから順に書かれているからです。
牡蠣は、海(陰のパワーのもと)から獲れるものなので陰のパワーをアップさせると考えます。
陰とは水。つまり潤いです。
潤いだけでなく、アサリなどと同じく血を補う効果も言われます。
Rの付くNovember11月は牡蠣が美味しくなっていますね。
冬の牡蠣には、即効性エネルギー源グリコーゲンも豊富。
アラフィフ女性は、できたら1週間に一度は牡蠣を。
生牡蠣や牡蠣フライだけでなく炒め物でも牡蠣鍋でも食べるようにしましょう。
牡蠣が苦手な人は、オイスターソースを使うことで少しでもエキスを摂ってくださいね。
エイジングケアの黒ごまは必ず擦るか切ったもの
老化に関わるのは五臓の「腎」。
腎のための食材の色は黒。
黒ごま、黒豆、黒きくらげ・・・白と黒がある物は黒い方が腎のための食材です。
黒ごまはいろいろなものにかけて食べることができます。
そこで気をつけて欲しいのは、粒々のままではなく必ず擦るか切ったものを食べるようにするということ。
粒のままだと、そのまま通過して出てしまい吸収しにくいためです。
ごまは擦るか包丁で切ったきりごまを使うようにしてくださいね。
炭水化物と油と砂糖の組み合わせではないから罪悪感無く食べられる
この「なんちゃって大学芋」はソーセージを使うことでたんぱく質も同時に摂ることができます。
女性は何かとたんぱく質不足の人が多いです。
お肌作るのもたんぱく質ですし、野菜や甘いものだけではきれいなお肌は作れません。
わざわざ豚肉を使うと面倒に思われますが、ソーセージなら気軽ですね。
砂糖を加えなくてもオイスターソースとソーセージの旨みがあるのでみりんだけでも十分なコクがあります。
軽食代わりに、お弁当に入れても美味しいのでお試しください。
【関連記事】
お好み焼きに牡蠣を入れても美味しいですよ。
性格からわかる、起こりやすい不調とおすすめ食材を無料でお知らせします。下のバナーからお答えください。
なかったことにする薬膳が学べる7日間の無料メール講座を配信中です。下のバナーをクリックしてお申込みください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?