グルテンを気にしていなくても薬膳的に貧血気味の人におすすめのパスタ
今日、Twitterにもアップしたのですがイオン系のトップバリュ商品に、薬膳的にいいものを見つけました。
ちなみに、パッケージ表記を見るまでは「トップバリュー」だと思っていたのですが「バリュ」なのですね。
ちなみにこちらの商品です。
最近は小麦のグルテン不耐症の方もいらっしゃるので、以前米粉のパスタを食べてみたのですが、普段食べているデュラムセモリナのパスタとは違ってリピートしませんでした。
このパスタはグルテンを気にしている方だけでなく、グルテンを気にしていない方にも、おすすめなのでご紹介しますね。
ひよこ豆はちょっとひよこのくちばしのようなでっぱりのある豆で、ガルバンゾーとも呼ばれています。
ひよこ豆が更年期世代におすすめな理由
ひよこ豆は、トルコ原産で中国には唐の時代に渡ったと記載があります。
薬膳の効能としては、冷やしも温めもしない平性、体にこもった熱を冷まし炎症を抑える清熱解毒の効能があるとされています。
また喉の渇きを潤わせる体に水分を生む効能と消化器系の働きを健康に保つ効能が書かれています。
豆類にはほぼ同様の機能がありますが、声を大にして言いたいのは、消化器系の健康を保つ上、更年期に限らず貧血を訴える女性にとってとてもありがたい成分が含まれているからです。
これは、薬膳の効能には書かれていないことなのですが、食品成分表を見ると、葉酸とカリウムの値が高いのが分かります。
薬膳では、貧血やお肌の艶がない、よく足がつる、爪が薄くて割れやすい、イライラしがち、夜よく眠れないなどの女性におすすめしているなつめや、なつめに似た効能を持つデーツ(なつめやし)、プルーンと比較したのが下の表です。
小さくてごめんなさいm(__)m
カリウムと葉酸の比較が分かりやすいように大きくしてみました。
食品は、上からひよこ豆(乾燥)、プルーン(乾燥)、なつめ(乾燥)、デーツ(乾燥)です。
葉酸は造血のビタミンとも言われビタミン12と共に新しい赤血球を作るために必須で、妊娠中に不足すると胎児の先天性異常のリスクが高まることから適切な量を摂っておくことが大切とされています。
妊娠中でなくても、不足すると消化器の粘膜や口腔内の粘膜の保護ができなくなり、口内炎や胃潰瘍などのリスクが高まることがわかっているので、パスタに入っているのはありがたいですね。
食品成分からわかる効能で女性におすすめの薬膳になる
ひよこ豆の成分表から葉酸が含まれていることがわかったので、薬膳の効能に置き換えたら「補血」とか「養血」となることがわかります。
この場合、血液検査数値で貧血と言われていなくても、お肌の艶がない、よく足がつる、爪が薄くて割れやすい、イライラしがち、夜よく眠れない、目がかすむなどの女性は「血虚」という分類になりますから、「補血」「養血」効果があるものがおすすめで、このパスタも手軽に摂れる血虚のための薬膳食材になるのです。
次回は、このパスタを使った、貧血などの「血虚」の症状がある方におすすめのパスタソースの組み合わせをご紹介します。
「血虚」の症状がある人にはダブルでお勧めです。
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