見出し画像

更年期の救世主!薬膳の視点から、冬に牡蠣を食べるべき3つの理由と効果的な摂取方法

冬が旬の牡蠣。
牡蠣は海のミルクと言われるほど栄養が豊富です。
更年期世代の女性には「冬には牡蠣を一推し」しています。
その理由と効果的な食べ方をご紹介します。


薬膳で牡蠣が更年期の健康管理に最適な理由

更年期はホルモンバランスが崩れ、体調の変化を感じやすい時期です。
薬膳の視点から見ると、この時期に適した食材の一つとして牡蠣が注目されています。
牡蠣は、体に必要な栄養素を豊富に含んでおり、特に冬に摂取することで、体調管理に非常に効果的です。

薬膳では牡蠣は「腎」(エイジングケアの要)を補い、体内の「陰」(潤い成分と血)を養うとされ、更年期に見られる乾燥やホルモンの不均衡を整える食材としておすすめです。
牡蠣には鉄分、亜鉛、グリコーゲンが豊富で、これらが更年期の不調を和らげるサポートをしてくれます。

牡蠣がもたらす3つの健康効果とは?

牡蠣には、薬膳的に更年期世代に嬉しい3つの健康効果があります。

1.体の潤いを保ち、ほてりやのぼせを沈める
薬膳では、牡蠣は「腎陰」を補う食材として知られ、乾燥やほてりに悩む更年期女性に最適です。乾燥しやすい体を潤し、特にほてりやのぼせの原因となる「陽」を鎮めるため更年期世代のホットフラッシュ対策に有益です。

周りが暑がっていないのに一人だけ暑くて汗が止まらない・・・

2.「血」を補い、気持ちを落ち着かせる
牡蠣は中医学的に「血」を補う食材とされ、気持ちを落ち着ける効果があります。イライラや不安、不眠症などの精神的な不調に役立ち、心身の安定を助けます。

3.肝機能を強化し、美肌効果を促す
牡蠣に含まれるグリコーゲンは肝機能をサポートし、体内の解毒作用を高めます。これにより、薬膳的には美肌効果や肌の健康維持が期待できます。


牡蠣が苦手な更年期世代でも摂取できる方法

「牡蠣が苦手」という方でも、薬膳的な工夫で牡蠣を摂取することができます。

オイスターソースを活用する
牡蠣エキスが含まれるオイスターソースを使うことで、牡蠣本来の食感や味を気にせず摂取できます。
調味料として活用でき、炒め物や煮込み料理、餃子の種やハンバーグ、肉団子などの隠し味として利用することで、栄養を無理なく取り入れることができます。

牡蠣の効果を最大限に引き出す食べ方

牡蠣の栄養を効率よく吸収するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ビタミンCと一緒に摂る
    牡蠣に含まれる鉄分の吸収を助けるため、レモンを絞って焼き牡蠣や生牡蠣を食べるのがおすすめです。ビタミンCを豊富に含む食材(例えば、赤パプリカや菜の花、ブロッコリーなどや加熱に強いビタミンCを含むじゃがいも)と組み合わせることで、栄養素の吸収率がアップします。

  • 調理法を工夫する
    牡蠣を焼いたり、鍋物に入れるてシンプルにポン酢で食べることで、牡蠣本来の味を楽しみながら栄養を摂取できます。
    同じく潤いと血を補う効能のある玉子で牡蠣のオムレツにじゃがいもを入れるとリラックスして安眠するための薬膳メニューとなります。

蚵仔煎(台湾の牡蠣オムレツ)

まとめ

更年期の不調を和らげるために、牡蠣は薬膳の視点でも非常に効果的な食材です。牡蠣は体を潤し、精神を落ち着け、さらに美肌効果も期待できるため、冬に積極的に取り入れたい食材です。

牡蠣が苦手な方でも、オイスターソースを活用することで、薬膳的に効率よく栄養を摂取できます。
今年の冬は、牡蠣を味方につけて更年期の健康管理をサポートしましょう!

【関連記事】




森澤孝美公式サイト
ご提供中のメニュー
お問合せ


通常メルマガ『モーリーの簡単エイジングケア薬膳』お申込みは下のバナーをクリックしてください▼

食べたいものをストイックに我慢するのではなく「なかったことにする薬膳」のメソッドでプラマイゼロにする方法を無料で学べる7日間のメール講座です。お申込みはこちら▼



いいなと思ったら応援しよう!