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二十四節気「大寒」の暮らし

こんにちは。大寒に入りましたね。
一年の中で最も寒さが厳しくなる時期に入りましたね。と書きながら、大阪はこのところ少しお天気は穏やかです。

この時期には、お酒や醤油、お味噌を作るのに適している「寒仕込み」の時期にあたります。

昨年手前味噌を久しぶりに作り改めておいしさを実感したので
今年もまた作ってみようと思っています。

この時期の寒い気温は、発酵食品を作るためにはとても大切な環境です。
雑菌が入りづらく、ゆっくりとじっくり発酵を進ませることができるため、この時期にお酒やお味噌、お醤油がこの時期に作られます。


七十二候で知る自然の流れ

初候 款冬華(かんとうはなさく)     1月20日~24日頃 
 フキノトウの蕾が出始める
次候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)  1月25日~29頃日 
 沢の氷が厚く張る
末候 鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす) 1月30日~2月3日 
 ニワトリが卵を産み始める

七十二候を見ていると、いつも気付かされることがあります。
今自分が感じている毎日よりも鮮明に季節を表現していて、小さな季節の移ろいを知ることができます🎵

寒さが厳しいと言われている中でも、季節は春の準備を始めています。
款冬華が始まると春の準備が静かに始まることを知らせてくれます。自然も私たちの体も同じ様に考える中医学では、私たちの体もそろそろ春の準備を始めるころだよ〜と教えてくれます。


大寒の暮らし養生

寒さが厳しい時には体には、「冷えから守ること」「温めること」「しっかり休息をすること」

冷えから守ることと、温めることは似ているようで、少し意味合いが違うので、少しだけお話してみたいと思います。

自分の体を冷やさないように、レッグウォーマーやネックウォーマーなどを身につけて、体が冷えないようにしっかりと防寒対策をします。
温めることとは、カイロや足浴や手浴、スープで体の中から温めるなど。
温かいものを取り入れながら、体の体温をあげる工夫をしていきたいですね。

<おすすめ食養生>
私のおすすめは、とろみのついたスープ
・すりおろし蓮根のお味噌汁
・すりおろし人参とたまごのスープ
・ポタージュスープ
・ジャガイモのすりおろしを使ったカレースープ
・八宝菜
・豆腐のあんかけ
などなど。

とろみがついていると体の中にゆっくりと入っていき温かさが長続きしますよね。
冬ならではの食べ方の一つです。



暮らしの養生


この時期は冬の後半になり、寒さがより厳しくなります。
外へ出たいという気持ちが薄れて部屋で過ごす時間が長くなりがちですね。
そうすると、気の流れが悪くなり、血流も悪くなります。
すると気が重たく感じたり、むくみが出たり、頭痛などの症状が出る方も出てきます。

お風呂によもぎやゆず・アロマオイルなどを使って、ゆっくりと浸かり、日中の疲れをとりながら、体の芯まで温めていきましょう🎵

小さな動きでよいので、体を動かす工夫をして気と血・水を動かしていきましょうね。


また思考面では
春をイメージしながら計画を立てることがおすすめです。

春のスタートをスムーズに行うために、下準備を行うのに適しています。
想いを巡らせながら、目標や夢の一歩のために今できる事を着々と準備をする時期ともいえます。

1月はスタート月なので、今年の目標を立てた方も多いと思います。
私もやりたいことリストを作ったので、年末にどれくらい達成できるか楽しみです。



今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
インフルエンザや風邪がとても流行っているので、無理せず養生してください🎵

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