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ある日、ふと目覚めた。パート1

私の家族は、甘党が多めな普通の家族。

だけど、うちの父と祖母・祖父×2は甘党すぎて私が小学生の頃、糖尿病になった。

それ以外にも癌や心臓の病(狭心症や心筋梗塞)・脳梗塞やら色んな病にかかった家族を見ていてふと気づいた。

「なんでこんなにも病気になる確率が高いの?」

そして

「甘党な家族が甘いものを制限し我慢しながら生きているのが本当に辛そう。何かいい方法はないかな。」

昔パティシエとして働いていた父の影響で幼稚園生の時からずっとお菓子作りが好きだった私は、中学生頃から「おから」や「ラカント」糖質をなるべく少なくしたお菓子に何度も挑戦し、何度も失敗した。成功したとしても、普通のお菓子に比べておいしくない。これでは満足しない。だけど方法が分からず一旦この課題は置いておくことにした。

21歳になった頃、母が帯状疱疹になり寝込み、免疫力が低下気味の数か月後に下腹部の酷い痛みと高熱ですぐ病院に連れて行ったが、一件目の病院で盲腸だと誤診断されて抗炎症剤を飲んで帰宅。その後悪化し、また同じ病院へ。結局その病院では原因が分からずなぜか尿を促す点滴薬を出され支払いをして別の病院へ紹介状を書いてもらい、そこで卵巣が炎症を起こしていることが判明した。

手術をして切除しないといけないが、高熱のため熱が下がらないと手術ができない。前の病院でなぜか尿を促す点滴が出されたため、脱水症状気味でお水を買って飲ませた。

病院の先生呼び出され、「このままだと免疫力低下でいつ敗血症になってもおかしくない。この病気を治すお薬は残念ながらありません。万が一を覚悟しててください。」と言われ凄く気が動転した。

日ごとに様々な解熱のための点滴薬を打って10日後にやっと解熱。できるだけ切りたくないという本人の意思で一旦退院することになったが、お薬も何も出ずビックリしたのを覚えている。それから結局切らずに4年。半年に1回は卵巣の炎症が大きくなっていないか診てもらっている現状。(1mmでも大きくなったら切除予定)

そんなこんなで、病院に行ってもお薬が出ない。完治できない。誤診断があることをこの時知り、病院に行けば大体のものは治ると思っていた私は衝撃を受けた。

つづく




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