薬膳おたく

薬膳「完全初心者」の私が薬膳・陰陽五行説を学び薬膳オタクになるまでの道のり・学んだことを更新していきます! 初心者の目線でつまづきやすいところ、わかりにくいところも解説していきますので 一緒に東洋の奥深さ・歴史・養生法を学んでいきましょう♪

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最近の記事

(パート2)超ミーハー国民日本への渡来と変遷

それでは前回のつづき 6.663年(天智期)の百済が滅亡。国内での急速な浸透・発展を遂げる。 ここで百済から”重要人物”・”貴族”・”文化財”などが日本に入ってきます。 なんと、この時代には既に”日本”と”中東”の貿易も盛んに行われていました♪ 日本は昔から貿易大国だったのですね~ 7.天武天皇が壬申の乱(762年)の後、陰陽寮を設け、占星台(天文台)を設置し、陰陽五行思想を駆使して日本の国体・政治システムの元になる基軸を創り上げた。 豆知識:天武天皇は陰陽道の使

    • (パート1)超ミーハー国民日本への渡来と変遷

      前回は「陰陽五行説」の歴史の流れについて軽く触れさせていただきましたが、今回は、その「陰陽五行説」がどのように日本に渡来し浸透していったかをご紹介いたします♪ 1.まず文字が弥生時代らへんに入ってきました。 2.530年以前には百済から五経博士(ごきょうはくし)が人材として朝廷に献上。 ここで百済からエリートが亡命してきたりして日本の貴族に混ざっていきます。 3.602年には、暦・天文地理・遁甲方術(とんこうほうじゅつ)などの本の移入が行われる 4.聖徳太子により、

      • 「陰陽五行説」

        前回・前々回で「陰陽説」「五行説」について説明したと思いますが、今回は「陰陽五行説」を解説いたします。 まず初めに「陰陽説」が登場し、「五行説」が誕生いたしました。 そして、陰陽家の鄒衍(すうえん)が陰陽説に五行学派の五行説を取り入れ体系化し「陰陽五行説」が誕生しました。 鄒衍については、コトバンクから引用した内容を下に貼り付けておきますね。 鄒衍(すうえん):没年不詳。中国、戦国期の思想家。陰陽(いんよう)五行家の祖。 陰陽説と五行説が合体し「陰陽五行説」となった

        • 「五行説」

          前回は「陰陽説」について説明させていただきました。 今回は「五行説」について解説していきます。 「五行説」は ”万物は木火土金水(もく・か・ど・こん・すい)の五種類の元素からなり、互いに影響を与え合い森羅万象が変化し循環する法則を説いたもの”です。 こちらも、この文章だと良く分からないと思いますので、詳しく解説していきます。 ”万物は木火土金水の五種類の元素からなり” ここは、全てのものは「木・火・土・金・水」の五種類の元素からできていますよ~ ということ。

          「陰陽説」

          前回の続き。 陰陽五行説と一言で言っておりますが、元々は別々の内容を表す言葉になります。 最初に誕生したのは 「陰陽説」 これは ”自然界のあらゆるものを陰陽に分ける。陰陽2つの元素の「対立」と「統合」により森羅万象の変化法則を説いたもの” 簡単にいうと、全てを「陰と陽」に分けましたよ〜 ということ、そして 上記に記載のある「対立と統合」の意味については以下になります。 まず「対立」について 辞書ver・・・反対の立場にある者が互いに譲らないこと。 と記

          「陰陽五行説」の始まり

          まず、陰陽五行説の起源からお話します。 陰陽五行説は、「宇宙・天体・自然・時刻・科学」というものを昔の人たちが観測するための手段でありました。 昔は観測するための装置などもなく、とにかく気づいたことを1000年近くかけて地道にコツコツ見つけていった理論ということです。 特に「天体」については、時刻や季節を読むためにとても大事なことでした。 農作物を育てることが、生活と直結しているので当然ですね。 天気を読み・季節を読み・災害を予測し。なんとか命を繋いできました。

          「陰陽五行説」の始まり

          「陰陽五行説」とは、なんぞや。

          陰陽五行説と聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか? 私は ”なんか呪術的なもの?” ”難しそう。。。” まず初めにそんな感じのことを思っていました。 実際、ユーキャンの薬膳コーディネーターで学んだ際もチンプンカンプンでやり終えた後もイマイチよくわからない状態だったので、本当に苦労しました。なんなら難しすぎて逆に苦手意識も芽生えていました。 テキストにも「五行色体表(陰陽五行説の表みたいなもの)」を暗記するべし。と言っていて絶望。 ※実際覚えているとレシピ・

          「陰陽五行説」とは、なんぞや。

          ある日、ふと目覚めた。パート2

          パート1のつづき 「大変だったね」と優しく励ましてくれる職場の方に救われた。「皆さんもこういう経験ってありますか?」と聞いたとき、 職場の人たちの家族・友達にもたくさんの病を抱えた人がいること。 病院に行っても誤診断で癌の進行が手遅れになり大事な人に先立たれた経験があること。 本人の体質が病弱でよく体を壊してしまい病院に通っていること。 病気ではないけれども、体のことを思ってダイエットを始めたが、上手くいかず、困り果ててしまっている人がいること。 誤診断で癌の進行

          ある日、ふと目覚めた。パート2

          ある日、ふと目覚めた。パート1

          私の家族は、甘党が多めな普通の家族。 だけど、うちの父と祖母・祖父×2は甘党すぎて私が小学生の頃、糖尿病になった。 それ以外にも癌や心臓の病(狭心症や心筋梗塞)・脳梗塞やら色んな病にかかった家族を見ていてふと気づいた。 「なんでこんなにも病気になる確率が高いの?」 そして 「甘党な家族が甘いものを制限し我慢しながら生きているのが本当に辛そう。何かいい方法はないかな。」 昔パティシエとして働いていた父の影響で幼稚園生の時からずっとお菓子作りが好きだった私は、中学生頃

          ある日、ふと目覚めた。パート1