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笹の葉さらさら♪ 七夕のうたの「金銀砂子(すなご)」とは
「笹の葉さらさら、のきばに揺れる〜♪」
童謡『たなばたさま』の歌詞にある【金銀すなご】。何のことだか、知ってますか。私は知りませんでした。
この砂子(すなご)は、金箔や銀箔などを粒子状にしたもので、何かにまくと、金や銀の砂が天の川のようきらきらと広がって見える、日本画や漆器などで使われる材料のこと。
お星さまきらきら〜♪に続く金銀砂子は、夜空に無数に広がる、輝きわたる星々の情景を伝えていたのだな、きっと。
さて、砂子がどう作られるかというと、
金箔や銀箔を、片側にスチールネットをつけた筒(砂子筒)に入れて、タタキ筆などでネットを通して振るい出し砂状のような粒子状にする。
ネットが粗ければ大きい箔になるし、細かければ砂のようになる。
砂子以外にも、金属の箔の使い方は様々で、約10センチ角の薄い箔のまま使ったり、1.5ミリからセンチぐらいまでサイズが様々な正方形の切箔、毛のように細い野毛、砂子、砂よりも細かい泥、など様々なサイズや形態がある。
詳しくは京都の「至善堂」さんのサイトをご覧ください👇
わざとちぎったような不定形な形や、金と銀だけではなく、プラチナだったり、同じ金箔でも金の含有量で金の色も変わるので、表現によって使い分ける。ただし極薄の箔を扱うのは、ガサツな私には本当に難しい。
紙に使う場合は料紙と呼ばれ、「平家納経」では多様なテクニックを使った料紙の上に、お経や絵を描き、また金銀を撒くといったことを行っている。
東京国立博物館で見た田中親美サンの「平家納経」の料紙はこんなに美しい!
さて、私はプラチナ箔とプラチナ泥をオンラインショップで購入し、「平家納経」の模写を始めた。
しかし、プラチナ泥を試すと、ただのグレーにしか見えない!おまけに暗い!
トーハクで見たのと違うぞ?!
かといって箔を貼った場合は必ず、箔と箔の継ぎ目があるが、これは親美サンのものにはなかった。
泥ではないので有れば、その上にプラチナの砂子を撒いてみる。なんか暗いし、親美サンのようなマットな銀紙のようにならない。
うーむ間違えた?
金銀箔、奥が深い。