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男性育休体験談#11 育児手伝いを抜け出すためのステップ(2/2)
こんにちは
夫のミョウガです。
以前の記事で、主体的な育児ができるようになるためには2ステップあり、1つ目のステップが、一通りのオペレーションを指示やサポートがなくても全て1人でできること、だと書きました。
今回は、2つ目のステップである、育児に関する提案ができていること、とはどういうことなのかを書いていこうと思います。
育児の提案ができるってどういうことなのか?
2つ目のステップは、妻に対して、育児に関する提案を先んじてできるようになろう、ということです。
これまでの我が家の育児を振り返ってみると、妻から、「離乳食の量を増やそうと思うんだけど、どうだろう?」とか、「最近寒くなってきたから子供の服を買い足そうと思うんだけど、こういう服はどうかな?」というようにいろいろなシーンで提案をされていました。
妻が提案をして、私が相談を受ける、というパターンばかりでした。
妻は私よりも先に、月齢から目安に必要なことを調べて、子供の様子を見ながら、何がいいだろうか?どうするのがいいだろうか?と考えて、仮説を立てて、その上で、私に提案をしてくれていたわけです。
正解がわからない育児のことを調べて、考えて提案するというのはとてもしんどいはずです。間違いなく、提案する側である妻にだけ圧倒的に労力がかかっている状況でした。
まずは少しでも先に提案をしよう
結局私は、提案されたことをちょっと考えただけで、非常に受け身の状態でしかありませんでした。
この受け身な状態は目指す主体的な育児とは真逆です。
育児の一部分でもいいから、妻より先に私が調べて、何がいいかを考えて、仮説を立てて提案する、ということができるべきです。
それは離乳食のことかもしれないし、保育園入園に向けた準備のことかもしれないし、子供に着せる服のことかもしれないし、いろんな観点があると思います。
まずはほんの一部であってとしても、妻よりも先に提案できるようになれば、主体的な育児に一歩近づくと思いますし、妻の負担も多少なりとも減るはずです。
先んじた提案をするためには何が必要か?
妻より先に提案できるようになるためには、やれることは色々あると思います。
例えば、少ない時間だったとしても、なるべく子どもと向き合って、子どもをよく観察する、妻から受けた提案について自分でも調べてみる、妻に困りごとや気になってることを聞いてみる、といったことができるはずです。
そして何より育児に関する情報のインプットが必要不可欠です。
私は2ヶ月間の育休をとっていたので、その時は毎日てんやわんやで子供の面倒を見ていた一方で、2人での育休だったので、うまく役割分担をしながら、育児に関するインプットの時間を取ることができていました。
しかし、現在は復職して、仕事をしているため、日中は時間を取ることができないですし、業務終了後も、子供の寝かしつけをしたり、ご飯を食べたり、お風呂に入ったりとやることはそれなりにあります。そのため、インプットに取れる時間があまり多くありません。
なるべく残業をしないように仕事を終わらせて、夜にインプットする時間をなんとか確保する、という状況です。
インプットに関しては、ネットの記事を探すよりも本を読んだほうが効率的に情報収集ができるので、良さそうな本をいくつか電子書籍で買って読んだり、dマガジンに契約して育児関連の雑誌を読むようにしています。
育休をとっていなかったら、私はいつ育児に関するインプットをできていたんだろうか、と恐ろしくなります。
ただ、復職してから時間が取れなくなることを思うと、もっとインプットはしておくべきだったな、と後悔しています。
ぜひ、これから子供が産まれてくる夫の方には育休をとってほしいですし、自身の想像の数倍は頑張るつもり育児に関するインプットをしてほしいな、と思います。
私の今とこれから
別の記事で書いたのですが、私が目指す主体的な育児は
作業として育児をやるのではなく、子供のために何が必要かを考えて、試行錯誤しながら育児をやること
なんだと思っています。
育児手伝いを抜け出すために、1つ目、2つ目とステップアップしていくことで、育児に対する姿勢も変わっていくし、主体的な育児に近づいていくんじゃないかと思います。
ただ、自分自身を鑑みると、まだまだ2つ目のステップは十分できている、とはいえない状況です。
妻への育児の提案をしていくことを目指して、これから日々頑張っていきたいと思います。