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男性育休体験談#9 育児のお手伝いしかできていなかったことに気がついた話
こんにちは
夫のミョウガです。
今回は育休を取った中で感じた夫としての育児への向き合い方についてです。
1人の親として育児を頑張っているつもりだったが・・・
この男性育休体験談シリーズの1回目に、「私が育休をとった理由」という記事を書きました。
そこで、私は、育休をとった理由として、
1人の男性として、夫として、父親としてきちんと子育てをしたい、と思ったからです。
もともと私たち夫婦は2人ともフルタイムで仕事をしていて、それぞれが働いているんだから、家のことも一緒にやる、という考えでいます。もちろん育児も夫婦一緒にがんばっていきたいと思ったからです。
と書きました。
1人の親として、育児を頑張るぞ!という気持ちで、育休をスタートしました。
育休スタートしてから育児を日々頑張っていたつもりでしたが、妻からのとある指摘を受け、私の育児はお手伝いでしかなく、本来あるべき主体的な育児をできていなかったことを痛感させられました。
妻から言われた言葉
ある日、妻から
「あなたは、育児を指示された通りにしかやっていない」
ということを言われました。
どういうこと?と妻の話を詳しく聞いてみると、
育児を言われた作業としてやるか、主体的に考えながらやるかは全然違う。
例えば、おむつ替えで、新しいおむつに替えるだけじゃなくて、おしっこやうんちの状態をチェックしたり、肌にかぶれがないかチェックしたりするのが、主体的に考えて育児をやる、ということなのではないか?
そうやって考えながら育児ができているのか?
という話でした。
この妻の話を聞いて、ただただ頷くしかできませんでした。
妻の言う通り、私は言われるがままに作業として、おむつ替えをしていました
作業としてのおむつ替えと主体的に考えたおむつ替え
おむつ替えに関して、妻がやっていること、考慮していることを聞いてみると、私がやっていたものとは全然違いました。
私がやっていたこと
・服を脱がせて、おむつを脱がせて、お尻ふきで拭いて、新しいおむつを履かせて、服を着せる
妻がやっていたこと
(上の基本作業に加えて)
・おしっこやうんちの状態が問題ないかチェック
・おむつかぶれをしていないか確認
・おむつやお尻ふきの在庫状況を確認
・整理用バスケットにおむつを補充
・今使っているブランドのおむつの他にもっと快適なものがないか調べる
・オムツのサイズをいつから変えるべきなのか、いつからパンツタイプにするべきなのか調べる
こうしてあげてみると全然違いますよね。
私は育児をやった感がでるようなほんの一部の作業だけをやっていただけでした。
育児サポーターから育児プレイヤーへの変化を
子供が生まれて、親として育児を頑張るぞ!と思っていたにも関わらず、私は妻のこの指摘を受けるまで、子育てをやった気になっているだけでした。
主体的な育児とは、作業として育児をやるのではなく、子供のために何が必要かを考えて、試行錯誤しながら育児をやることなんだと思います。
私はまだまだそれができていませんでした。
今回はおむつ替えを例として、見直しましたが、他の育児に関しても、自分がサポートしているだけなのか、主体的にやれているのか、見直さなければいけないと強く感じた出来事でした。