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46.非効率で不便な宗教による食事制限

職業によって半ば必須知識になってきたし、海外行くと体感するし、ハラールフードという単語浸透してきて役立つ教養になってきた
勘違いされてることもあるので少しお勉強

①ユダヤ(旧約聖書)とイスラム教(旧約+コーラン 実は旧約も大事にしましょうという教えがある)

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タコ・イカ+蟹や海老などの甲殻類+多くの貝類+鰻+ほとんどの昆虫+腐肉(を食う動物)+豚馬+乳と肉を一緒に食すこと+血+アルコールなどが基本禁止

何でこうなってるかというと、当然、旧約に記述があるから。ちなみに、ISさんがテロ(反社会的行為)するのも聖典や開祖に倣ってるから。彼らにとってはテロではなく正当行為。日本と違い、政(治と宗)教分離せず聖典が法律や行動の規範になってるのは知っとこう。食事制限の記述をレビ記などから抜粋。

『海でも川でも、鰭や鱗のないものは、あなた方には忌むべきものである』
『蹄が分かれており、反すうする 動物(牛や羊など)は清い』
『子山羊を母の乳(の成分は血に近い)で煮てはいけない』

流石にきついので、だんだん緩くなってる。食事制限も超面倒だけど、大量にある旧約の箴言(しんげん、戒め 教訓)など守る人は凄い。その点、本来の仏教の戒(在家の人の生活ルール)は8個しかなくシンプル。

②仏教 

禁止はアルコールと(乳が出ている間の)牛の殺害ぐらい
寺の人は食に限らず戒律気にもしないし、法事の席で寺の人に酒を注ぐなど、日本人は信仰心も知識もマイナスで、異常に死後ビジネス捗る。異様。

最古の経典スッタニパータ296:母や父や兄弟、他の親族のように、牛は最上の友である。牛(の尿)からは薬が生じる
297:乳は食料となり、気力を与え、皮膚に光沢を与える。(牛に)このような利益があるので、かれらは決して牛を殺さなかった

牛が神聖だからではなく役に立つから殺すな というニュアンス

③宗教から忌避されている酒

人類の80%占める聖書系とヒンドゥーと仏教は全てアルコール基本NG
『自分を自分以外に支配させてはならない(新訳)』←中毒系や魅了されることはダメ
『飲酒は人を狂乱させる(経典)』
アルコールは危険な面が大きいと紀元前から警告されてきた事実
なぜか意識されてないが、そもそもアルコールCnH2n+1OHというかエタノールn=2(自体に栄養はなく、むしろビタミンなどを失わせ身体を壊す)は食糧ではなく、工業用品や消毒薬に分類されよう

それに支配されるって人間の身体は欠陥品だわ

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