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18.小学校で習う人間の本性

つまり、法律や他人からの管理・監視や宗教による脅しなどの制限がないときの、あるがままの状態を考察する。

寺の腐敗堕落

を多く投稿してきたが、ここらで何故そうなるのか、つまり、人間の本性に言及する。

怯弱下劣(こうにゃくげれつ) 底下の凡愚 極重悪人 馬鹿 薄っぺらい 怠惰 無慈悲 無恥 不誠実 謙虚さがない 職業倫理がない 名誉欲や金銭欲に突き動かされるだけで無駄なことに費やす人生 などなどが、経典等に書かれる人間像。誉めることはない。

人間の行動原理=強い欲求や性質

仏教は、欲望を研究し抑制する実践哲学と呼べるもの。お祓いや祈祷死後の供養などしないし、形而上(目に見えず触れもしない)の存在への過度な信奉もしない。

1自己保身

例:a.お金の為に嫌々でも勉強するし他人に合わせるし働く、b.上司や権力者には下手に出るのに見下して問題ない相手だと態度変える、c.都合が悪いと言い訳するし嘘をつく、d.睡眠や飲食 と

2自己顕示

例:自分に価値があると思いこむ、他人に認められたい、より強い権力や年収により他を下に見たい or 他人に見下されたくない、他人からの批判が気に食わない と

3愉悦

例:旅行などの趣味、友達との遊びや小さい子との触れ合いなど単純に楽しいこと全般 

あたりが強い欲求の代表例。

コロナで旅行自粛をしてる日本人を例にすると、自己保身>愉悦であるのが分かる。少し齟齬があるが単純に言っちゃうと、人間は自己保身以外のことは(自己保身と比べると)どうでもいい。自分や他人の行動を目を反らさず観察すれば中学生の頃には気付ける。

個人差はあるが、これが、宗教者(嘘つかず質素な生活などの信仰生活するべきだが、実際は宗教利権を利用したビジネスに力を入れてるだけ)や多くの公務員や大半の政治家(憲法15条など法律上は公に奉仕する立場だが、実際には待遇が良すぎて他人に奉仕させてるし、無能で無駄なことや悪事もやりたい放題)や独裁的な地位にある人間など、宗教の戒律や法律や他人からの監視・管理・罰則が少ない人達は、人間の本性に従った傍若無人な振る舞いをしやすく、人間の本質を知るのに便利。

大統領の3選禁止や三権分立や金融機関の定期的な異動などはこの事(監視・管理・罰則が少ないとすぐに悪事をするの)が理由であり、実はみんな、人間がそういう生き物であることに気付いているし小学校で既に習ってもいる。

ちなみに、日本最大宗派の浄土真宗系では、すべての人間は(本来)極重悪人と言って憚らない。個人的には極重の基準厳しいなあとは思う。

ちなみに、最古層の経典ダンマパダ150:骨で城がつくられ、それに肉と血が塗ってあり、老いと死と慢心と偽善が置かれている。

色んな経典に書かれてるが「人間は怠惰で自堕落で、自己保身と顕示、快楽(食や性欲や楽しいと感じること全般)の欲求ぐらいしか考えない。それらの欲求に踊らされ、そして無為に死ぬ

多くの日本人は知らないが、実は宗教(愚かな人間のための行動指針)って人間をボロクソに言うのがスタンダード。


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