山のよろずや ヤクの小屋

“オタク・インドア文化 × 山岳アクティビティ”。 登山の多様な「楽しい」を共有し、山の新たな魅力を発信。 山にまつわるクリエイティブを支援する、山岳コンテンツ製作コミュニティ。 拠点は北アルプスの玄関口、「島々」地区。 http://yaku-no-koya.com/

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“オタク・インドア文化 × 山岳アクティビティ”。 登山の多様な「楽しい」を共有し、山の新たな魅力を発信。 山にまつわるクリエイティブを支援する、山岳コンテンツ製作コミュニティ。 拠点は北アルプスの玄関口、「島々」地区。 http://yaku-no-koya.com/

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mt.Akimoの「山になりたい」 導入編

【職業・山屋】を自称し、 山に関わるあらゆる仕事に貪欲に突っ込んで行っては 山を「浴びる」かのような生活をおくる、 山を愛しすぎた若き現代の岳人、Akimo氏。 インターネットでコアな人気を誇る彼の、 奇特すぎる人生哲学を追う魅惑の(誰得な)コーナー。 ちなみに表題は彼の口癖。 皆さんはじめまして。 ちょっとニッチな登山の魅力を発信する雑誌『ヤクのあしあと』を発行している、「山のよろずや ヤクの小屋」です。 これからお送りするのは、『ヤクのあしあと』にて連載されている

    • 【mt.Akimoの「山になりたい」】 ④山を識ること、山岳調査(後編)

      他者のセンサーを借りることで 思いもよらぬ山の姿を発見する ――調査ってどういった部分が楽しいですか? Akimo  さっき「線じゃなくて面で山に当たれる」のが楽しいっていうのは話しましたけど、他にもう一つ自分の中でハッキリしてる楽しさがあって。なんとなく山頂を目指して、ただなんとなく歩く山行ってあるじゃないですか。 ――多くの登山はそうだと思いますよ。 Akimo  ええ。その時って「なんとなくずっと楽しい」感じでその山行を終えるんですよね。もちろんそれも楽しいん

      • 【mt.Akimoの「山になりたい」】 ④山を識ること、山岳調査(前編)

        “職業・山屋”を自称し、山に関わるあらゆる仕事に貪欲に突っ込んで行っては山を「浴びる」かのような生活をおくる、山を愛しすぎた若き現代の岳人、Akimo氏。インターネットでコアな人気を誇る彼の、奇特すぎる人生哲学を追う魅惑の(誰得な)コーナー。ちなみに表題は彼の口癖。  Akimoさんが山で関わっている様々な仕事のひとつひとつにフォーカスするシリーズ第2弾。  今回のテーマは「山岳調査」だ。 ――正直「山岳調査」って何をどう調査するのか、あんまり想像がつかないんですよね。

        • 【mt.Akimoの「山になりたい」】 ③歩荷(ぼっか)というヘビーウェイトなお仕事(後編)

          歩荷が楽しいのは、 重い荷物を背負うことが「快感」だから ――歩荷の仕事って楽しいですか? Akimo   めちゃくちゃ楽しいです。 ――それは、荷物を持つことそのものが? それとも、歩荷をする上で多職種の人たちと関わったりすることが? Akimo   どっちもあるんですけど、でも純粋に山で重い荷物を持つこと自体が楽しいんだと思います。   何も持たずに山を歩いてる状態って自由じゃないですか。 その状態で山を見たり感じたりすることって、すごく開放されててもちろん楽し

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        mt.Akimoの「山になりたい」 導入編

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          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ③歩荷(ぼっか)というヘビーウェイトなお仕事(前編)

          “職業・山屋”を自称し、山に関わるあらゆる仕事に貪欲に突っ込んで行っては山を「浴びる」かのような生活をおくる、山を愛しすぎた若き現代の岳人、Akimo氏。インターネットでコアな人気を誇る彼の、奇特すぎる人生哲学を追う魅惑の(誰得な)コーナー。ちなみに表題は彼の口癖。  今回より、Akimoさんが山で関わっている様々な仕事のひとつひとつにフォーカスし、その仕事について自由に語ってもらおうと思う。 今回のテーマは「歩荷」。簡単に言えば、山で荷物を背負い、運ぶ仕事だ。 「強力(ご

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ③歩荷(ぼっか)というヘビーウェイトなお仕事(前編)

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ②山屋とSNSとポエムと

          “職業・山屋”を自称し、山に関わるあらゆる仕事に貪欲に突っ込んで行っては山を「浴びる」かのような生活をおくる、山を愛しすぎた若き現代の岳人、Akimo氏。インターネットでコアな人気を誇る彼の、奇特すぎる人生哲学を追う魅惑の(誰得な)コーナー。ちなみに表題は彼の口癖。  同好の士と、インターネットを通じて広く交流できる時代だ。登山好きの人たちも例に漏れず、SNS上で活発に交流している様子が見られる。「ヤマレコ」などの、登山専用のSNSサービスも随分と定着した。  そんな中、

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ②山屋とSNSとポエムと

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ①そもそも「山になりたい」 てどういう事よ?(後編)

          どれか一つを選ぶんじゃなくて、 山の全部に触れながら生きたい ――「山になりたい」っていうのは、つまり「山の近くにいたい」って意味なんですか? Akimo  それは全然違いますね。実際、山に関わり始めてから、「山になりたい」って思うようになったのは、大学でフィールドワークをするようになって少し経ってからなんです。  いざ山に関わって生きていく上で、自分はどんな仕事をしたいのかって考えた時に、まず山の成分をいくつも分類してみたんです。植物・動物・土・森林・菌類・地形・観光

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ①そもそも「山になりたい」 てどういう事よ?(後編)

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ①そもそも「山になりたい」 てどういう事よ?(前編)

          “職業・山屋”を自称し、山に関わるあらゆる仕事に貪欲に突っ込んで行っては山を「浴びる」かのような生活をおくる、山を愛しすぎた若き現代の岳人、Akimo氏。インターネットでコアな人気を誇る彼の、奇特すぎる人生哲学を追う魅惑の(誰得な)コーナー。ちなみに表題は彼の口癖。  私がAkimoさんと知り合ったのは3年前。ツイッター上で、山への溢れる想いを呟き続ける尋常ならざるアカウントを見つけ、それらの呟きがあまりにも面白くてフォローしていたのだが、ひょんなきっかけで実際に知り合うこ

          【mt.Akimoの「山になりたい」】 ①そもそも「山になりたい」 てどういう事よ?(前編)