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【アラ還版】心地よいパートナーのみつけ方

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没イチ・アラ還がマッチングサイトで奮闘した1年を振り返りつつ、成功のカギはなんだったのかを検証する。アラ還恋活成功のためのチェックポイントを振り返る。
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2024年10月の記事一覧

エピローグ「愛は信頼と尊重」に限る

【アラ還版】『心地よいパートナーのみつけ方』気のおもむくままに記し始めたら、毎回二千文字前後のボリュームが30回にもなりスタートから完結までに8ヶ月も過ぎていました。 QPさんとマッチングサイトでマッチしてから、本格的に結ばれるまでのことは、日々のできごとを忘れていくなかで自分のために記録しておきたくてここに記しました。 若い人たちのようにハラハラドキドキはないのに、多くの方に継続して読んでもらえて感謝の気持ちでいっぱいです。 ほんとうにありがとうございました。❤️

【アラ還セカンドライフ#30最終回】愛と信頼を確信して結ばれる

亡き夫以外の男性と、体温を感じるほど接近したのはこれが初めてでした。 QPさんは、明らかに自己開示しはじめたわたしに対して、冷静で紳士的な対応を変えませんでした。まるで人形のようにわたしの行動に身を任せているようでした。 わたしに夫以外の男性経験はなくとも、友人やドラマや映画で見聞きする男女の展開は想像できるだけに、彼の潔癖さに心底感心しながら彼のぬくもりを感じていました。 彼は、ただ微笑みながらやさしくわたしの肩を撫ぜているだけ。 現役ソーシャルワーカーで、かつては

【アラ還セカンドライフ#29】酔いの勢い借りてベッドインか?

旅先でたくさんの会話をすれば、するほどいい人だということがわかるばかり。わたしが傷つけられることはないと確信も持てるけど、ここからどう展開させればいいのかわからなくて、さぁ困った。 友だちとしての距離を保ったままいることもできそうだし、かと言って彼の気持ちはそれ以上の関係を望んでいることもわかるので、それはそれで失礼な気もするし……。心の中で葛藤しはじめました。 旅の間はこんな感じでした。 素直な彼は、心にあることをストレートに言葉にします。 長年、阿吽の呼吸に慣れき