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「先生ガチャ」を親としてどのように捉えるか

我が家の長女が通っている小学校は、毎年クラス替えがある小学校。毎年4月は「今年はどんな先生かな。。」「今年はどんなクラスになるのかな。。」と、子も親もソワソワします。

幸いなことに我が家は毎年良いクラス、良い担任の先生に恵まれていますが、人によっては「先生が。。」「クラスが。。」と落ち込み、学校に行きたくなくなる子もいると聞く4月。

学校は選べても、担任の先生やクラスのメンバーは選べない中、親としてどのように捉えると良いか、考えていきます。


「運が良い」が合言葉

私「大吉」だから運が良いんだよね~

小3長女の今年の口癖です。年初に神社でおみくじを引き、大吉さんとこんにちはして以降、合言葉のように繰り返し言っています。

最初は「ふ~ん」と思って聞いていたのですが、「運が良い」はとってもパワフルなキラーワード。大吉だったからか、運が良いと言い続けているからかわかりませんが、今年の長女は「運が良い」と、親から見ても感じます。

そんな運の良い長女が、本人にとってアンラッキーな先生やクラスになることはないと、根拠のないことを考えていましたが、3月末から4月クラス発表までの期間は、ワクワクの未来をイメトレしながら、どんな先生かな~どんなクラスかな~と、話をしていました。

そして、クラス発表の4月。無事!?長女は「面白い先生(長女曰く、話が面白くて怖い話やダジャレをたくさん言う)」のクラスになり、仲良しの友達とも一緒のクラスになれ、毎日学校に行くのを楽しみにしている生活が始まっています。

親として子どものために出来ること

我が家の場合は、「先生ガチャ」当たり~、と言った感じでしょうか。
運が良いと言い続けていたことで、運を引き寄せました。

しかし、お子さんによっては、
・先生と合わない
・クラスの雰囲気が合わない
・仲良しの子と離れてしまった
など、「ガチャ外れた。。」と思ってしまうこともあると思います。

そんな時はどうしたら良いのでしょうか。

ステップ1 まずは自分(親)を整える

まずは、自分の愛情のたるを満たすために、自分のご機嫌を取れる行動をしたり、乱れている子どもの心に寄り添えている自分エライーー!と自分を褒めましょう。

その上で、「ありたい未来」を考えましょう。

子どもにどんな気持ちで学校に行って欲しいのか。自分はどう思っているか、自分主語で考えます。

親によっては、仕事や家庭の事情もあるので、絶対に学校に行って欲しい、或いは、休んでも大丈夫、など、状況や価値観によって様々なありたい未来があると思います。

ステップ2 子どもの気持ちを聞く

自分が整ったら、次に、「子どもの気持ち」を聞きましょう。

この時にポイントは、ジャッジしないで聞くこと
親がどう思うかを先に伝えると、子どもは自分の気持ちを言いにくくなったり、引っ張られたりします。ですので、子どもの気持ちを、まっさらな気持ちでジャッジしないで聞けるよう、お口チャックで「うん、うん」と聴きましょう。

どうしても、親の意見を伝えたくなったり、
普通こうだよね~
〇〇ってうわさを聞いたよ~
みんなそう思っているよね~
と、自分の色眼鏡で見て感じたことを、言葉として言いそうになる。

自分の「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」が出る可能性が多いにあることを自覚し、グッと自分の思っていることを飲み込み、子どもの気持ちを聞きましょう。

子どもは、大人が思っている以上に、先生やクラスのことをしっかり観察しています。子どもがどう感じているのか、本当はどうしたいのか、じっくり聞けたら良いと思います。

その上で、子どもに意見を求められたら、親としての自分の意見を伝えましょう。(求められるまでは黙っている方が良いかもしれません)

この時のポイントは、Iメッセージで伝えること
普通こうだよね~、一般常識では~など、自分の価値観を拡大解釈で伝えないように意識しましょう。

ステップ3 子どもの愛情のたるを満たしましょう

子どもの気持ちを聞いた上で、子どもの愛情のたるを満たし、自己決定・未来イメトレを促します。

まず一番大切なのは、親から子どもに、「あなたを大切に思っている」ということを伝えること。先生や学校を批判したりしたいのではなく、目の前の子どもを大切に思っているからこそ、子どものためにより良い選択を取れるよう、話をしたいというスタンスで臨みましょう。

誰かを悪者にしたり、批判しても、目の前の状況は良くなりません。
子どもの「愛情のたる」を満たすことを最優先にしながら、子どもが本当になりたい未来に行くための自己決定をサポート出来るよう、関わりましょう。

このポイントは、次世代ファミリーコーチングの3ステップに沿って考えると、イメージしやすいので、おススメです。

次世代ファミリーコーチングでとても大切にしている3ステップ。まずは自分を満たしましょう!

どうしても合わない時は

無理しない

出来る限り無理しない選択をするのも、ありですよね。
小学校以下の子どもにとって、「クラス」単位はとても大切。一緒に過ごす時間がとても長いので、逃げることが本当に難しいと思いますが、「べきねば」をゆるめ、本当はどうしたい?どうなったら嬉しい?を考えながら、自分が出来ることを考えつつ、選択肢を広げていきましょう。

相手は変えられないけど自分は変えられる。

新学期のみんなが疲れているタイミングだからこそ、頑張りすぎずにいきましょう。私もですが、疲れていると、ネガティブな言葉を言いやすくなったり、感情の波が乱高下しがちです。

そんな時は「休め」の合図と思い、少しでもゆったりした気持ちで自分の気持ちと向き合えると良いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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