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マイノリティーは価値~経験を活かし、リーダーシップを発揮する~
6/19(水)ランチタイム、ワークシフト研究所の小早川優子さんと、母親アップデートコミュニティのなつみっくすの対談を開催しました。
本当に素敵な時間で、なつみっくすの絶妙な質問と返しに、優子さんの金言が飛び出す、あっという間の1時間でした。
内向型でも自信がなくても、「今」の自分を受け入れてどのように未来に種をまくか、スモールアクションを考える時間。
今回は、優子さんからの金言を軸に、私の気付きと感想をまとめます。
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日本の女性は本当に優秀
この言葉は、マスタープログラム受講中も、何度も優子さんからおっしゃっていただいていた言葉ではありましたが、改めて言葉を聞き、ささりました。
グローバルに活躍してきた優子さんから見ての、この言葉。
その上で、「自信がない」こともチカラにして、自分らしいリーダーシップを発揮していくことが大切であることを、再認識しました。
仕事や子育てに日々忙しくしていると、どうしても目の前のことに目が行きがちになり、「出来ていないこと」に目が行くことが増えると感じています。
そんな時はこの言葉を思い出し、周囲を褒めつつ、自分も褒めて、一息つきたいと思います。
子育ては挽回できないけど、仕事は挽回できる
この言葉は解釈に迷った部分もありますが(子育てが挽回できないのは困る!という焦りより)、「仕事は挽回できる」このことが何より大切だと感じました。
どうしても、目の前のことが忙しいと、「すぐに結果を出さなくては」と焦りたくなる自分が出てきます。しかし、「仕事は挽回できる」。つまり、焦らず長い目で見て結果を出せるよう、今の時間をどう使っていくかが大切だと受け取りました。
仕事を挽回するために、子育て期でもやっておくと良いこととして、言葉にして伝えておくことが大切との話がありました。
中長期的視点で、仕事にギアを入れる準備をしておくこと
今できることはしっかりやる
結局は自分次第。周囲がどれだけ言葉を添えても、焦るのも、空まわるのも自分自信。私たち自身が「仕事は挽回できる」ことを理解し、今できることに取り組むことですね。
バッターボックスに立ち続ける
仕事は挽回できる
と続けて出てきた金言。
「バッターボックスに立ち続ける」
バッターボックスに立ち続けることで、見える世界は変わってくるし、「運」が回ってきた時に、運を見方に付けることができるという話もグッときました。
優子さんは、以前昇進という「運」が回ってきた時に、断る意思決定をされた経験があるとのこと。「運」が良くなる秘訣として、バッターボックスに立ち続けていると、運も味方にして経験値を増やせるとのことでした。
仕事は後で挽回できる
けど、バッターボックスには立ち続ける
もしかすると、バッターボックスに立ち続けているかは、周囲からは見えないかもしれません。しかし、自分がどのような気持ちで居るか、物事を捉えているかで、運を引き寄せられたり、その後の行動が変わることを感じました。
私の場合は、泊りでの仕事や、飲み会の参加などにおいて、「今はいけないから。。」と考えるのではなく、「今はいけないことも多いけど行きたいことを伝える」ことを続けようと、思っています。
希少性は価値
「マイノリティのデメリットを経験していないだけ」
優子さんが20代の頃、キャシー松井さんに言われた言葉とのこと。
なぜ女性だけが集められるのか、「区別」されることへの疑問に対して、おっしゃった言葉として紹介いただきましたが、私の心にささりました。
「マイノリティ」は経験しないとわからない。
子育てと仕事の両立の大変さや、必死に水面下でもがいている様子は、どれだけ言葉にして、経験しないとわからないし「伝わらないもの」なんだと感じました。
逆に言うと、「伝わらないものである」ことを前提に、他者の状況をいかにくみ取り、需要していくかがポイントになるのかもしれません。
マイノリティ経験をしたこと、その経験を活かして、次の行動を選択することは、自分自身の未来を明るくするだけでなく、次の世代にも新しい選択肢を広げる一歩にしていきたいです。
そして、「マイノリティ経験であること」を意識しようと思いました。
マイノリティと言われても、自覚せずにマイノリティ側にいることも多い。まずは自分が自覚し、マイノリティを楽しむこと、そこから何が学べるか、そこから何を伝えられると良いか、考えていきたいと思います。
番外編:本当は男性も自信がない
優子さん、なつみっくす共に、本を読んだ感想として男性からの反響も多かったとのこと。
女性から「自信がない」「内向型」を活かしたリーダーシップの発信を行うことで、男性の中にも勇気付けられたり、自分はこういうリーダーシップを発揮していると、安心される方がいる。
男性・女性とうい性別の垣根を外し、みなが多様なリーダーシップを発揮出来る風土が醸成できると良いと感じます。
そうだよね。男性だって、自信がある人・外向型の人ばかりではないよね。
当たり前のことですが、無意識の偏見として、男性性に対してのバイアスが発動していることがある。優子さんとなつみっくすの話を聞いて、私の中での無意識の偏見にも気付ける時間となりました。
スモールアクション
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私のスモールアクションは
「マイノリティを楽しむ」
自分の中のマイノリティを自覚すること、その上でどのような行動に繋がっているか把握していきたいと思います。
育休中に学びをご一緒したメンバーとも、アーカイブ視聴後にチャットで感想共有をしたり、このイベントをきっかけに、勇気をもらったり一歩踏み出すきっかけにしたり、エンパワメント出来ていることが嬉しいです。
まとめ
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ささのりさんのグラレコ、毎回思いますが、本当に素敵にまとめてくださり、パッと見て内容がすっと頭に入るので、すごーーく憧れます。
優子さんのお話と、なつみっくすのお話を聞きながら、企画ができたことの幸せを噛み締めていました。私は人と人とが化学反応を起こした瞬間が好き。このイベントをきっかけに、1人でも多くの方が、新しい一歩を踏み出す勇気になっていたら嬉しいです。
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