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働くママの「質と量」のバランス

働くママをしていると、子どもへの声掛けで頻出する「急いで」の言葉。時間的制約がある中で、仕事も子育ても行うので、出来るだけ効率的に、最短距離でタスクをこなすことに意識が向く方も多いのではないでしょうか。

そのため、働くママになると「タイパ」(タイムパフォーマンス)=質に意識が向き、日々ライフハック系の時短スキルを情報収集されている方が多いと感じます。

これは素晴らしいですし、子どもを産んだことによって効率化を意識し、日本全体の「働き方改革」にも良い影響が波及していると感じます。

しかし、寄り道から気付くことも多い中で、「効率化」を意識しすぎることの「もったいなさ」も感じるています。
私は現在、「毎日noteを書く」ことで、「量」の大切さも改めて感じているので、質と量のバランスについて考えてみます。


なぜ質にこだわるのか?

働くママの場合、一言で言うと「時間が無いから」。

時間があればあれこれやりたいことも、時間をたくさん取れない、終わりの時間が決まっていることで、スピード感を持ってタスク処理をしています。

すると、「最短距離を走りたい」「最短で結果を出したい」「効率的にタスクを消化したい」という思考が育まれ、「質」を求めることに繋がります。

さらに、時間がないので、「量」が出来ないので、「質」を追求することでパフォーマンスを落とさないことを意識しているのかもしれません。

時間がないから「質」?本当に?

ここで、「本当に?」
時間が無いから、本当に「量」は出来ないのでしょうか。

また、時間がない中で、質を高めるためにがむしゃらに頑張ることは、本当に「質」を高めることになるのでしょうか。

私は、どちらも本当であり、どちらも正解ではないように感じています。
特に、私はコーチングの時間の前に、「寄り道から気付くこともあるので、いつもの最短思考を横に置いて、気持ちラクにお話くださいね」とお伝えしています。

普段、時間的制約がある中で「頑張っている」ママ、パパたちにとって、時には寄り道をすることで、自分の本音に気が付いたり、自分を俯瞰してみて気付くこともあるのだと、クライアントさんの反応を見ていて感じています。

量のためには時間確保から

とは言え、「量」を確保するには、時間の確保が欠かせません。正直、時間の確保は難しい。。ということで、やはり「質」と「量」、両方のバランスが大切なのだと感じます。

例えば、優先順位を明確にする。頑張りすぎない。など

私も現在毎日noteを書くようにしていますが、「頑張りすぎない」ことを意識することで、小さくても日々続けることが出来ていると感じています。

一日15分、など時間を決めて、その範囲で小さな量を積み重ねる。

時間が無いから量より質!と割り切るのではなく、時間が無いから小さな量を積み重ねる意識が大切ではないでしょうか。

足し算ワーク「100」

年が明け、自分軸手帳のワークを進めていますが、その中に「足し算ワーク」があります。このワーク、私は「数=量」出すことのパワフルさを感じています。

100個数を出すからこそ、本当に小さなことまで「本音」が出てくる。どんなことをやりたいかを考える時も「量」を出すことで、本当にやりたいことが見えてくるので、時間が無い中でも、「量」を意識したり、寄り道を意識したりする心の余裕が持てたら良いのかなと感じます。

他の手帳でも、「イヤ100」などの、数を出すワークがあるようです。
「量」を出す時間が取れない!と諦めるのではなく、1個ではなく、10個や20個でも、「量」を出すことを意識出来ると良いと感じます。

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