はなしの行間、余白のじかん
相手のお話を聞かせてもらって、
余白がある人の会話が、
お話を聞いていて尊敬したことがありました。
余白とは、会話の行間といいますか、
ひと呼吸あけてお返事をするといいますか、
相手への隙がある会話を、
することだと思います。
すぐ相手への返事をしても、
それはその人の魅力なので、
それはそれでいいと思います。
相手の言葉を聞いて、その言葉をよく考えて、
なんて返したらうれしいのだろう、
なんて返したら喜んでくれるのだろうと、
悩んで、
それから相手へお返事をするという、
余白のある時間が、
素敵だと思いました。
子どもの頃は言いたいことを、
言いたいように言い、
子どもだから経験が浅いので、
何を言っていいのか、
何を言ってはいけないのか、
わからないので仕方ないのですが、
大人になると、
その場の雰囲気を、
大切にしたいと思うようになり、
できれば、
その人に楽しい気持ちで帰ってほしいので、
相手へ言ってはいいことや、
逆に、言ってはいけないことを考えながら、
相手の言葉を聞いて考えて、
お返事をするようになりました。
だから、すぐ返事をしない、
余白の時間を持ちながら会話をする人は、
尊敬します。
言葉ひとつふたつと選びながら、
慎重に、
ときに楽しくなりたいから、
いい意味で、感情的になったり、
相手へ寄り添うような、
静かな声でお話を聞いたり、
そうだねと肯定して共感したり、
自分ひとりでは生きていけない、
おかげさまだから、
やはり相手を大切にしたいので、
言葉の行間、余白の時間を作ることが、
相手を傷つけないようにする為に、
大切なのではないかと思うようになりました。
このように会話をすると、
自分が無いように見えますが、
ひとりで過ごすときに、
自分の好きなことをやっているので、
このような好きなことを形にして、
自分から発信したら、
楽しいことを知っているので、
いまはこのようにしています。
自分の好きな趣味や、
やりたいことをやっていると、
何もすべての場所で、
自分が中心で、
いっぱいしゃべらなくても、
よくなってきました。
何か夢中になれるものがあると、
雑念が減るし、爽快感があります。
だから、相手のお話を聞いて、
相手のことを大切にしようと思うのは、
苦には思わないですし、
むしろ楽しい。
声をかけられなくなったり、
避けられたら終わりだと思います。
なので、相手を大切にしたいから、
お話の行間を読む、
余白の時間を大切にしたいですし、
なるべく傷つけないようにしたいですし、
楽しいと思って帰ってほしいと思いました。
だから、傾聴の姿勢は大切で、
勉強になりました。