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「真似」と「ビジネス」と「プラトー」
ここ2年、プラトーの中もがいていましたが、ようやく抜けた感があります。
先週のハーフマラソンで、1時間22分7秒と、2分以上ベストを更新できました。
ペーサー付きの大会で、引っ張ってもらったのが大きいです。
ミラーニューロンと思い込み
人は超未熟で生まれますので、多くのことを、周りの人の真似をして覚えます。真似こそDNAに組み込まれた、最短で最良の方法で、ミラーニューロンを活かせば活かすほど良いわけです。
マラソンで、走力が格段に上の方がペーサーをすると、非常に余裕のある、楽な動きで、自分には出せないスピードで走り続けてくれます。
そのペーサーの後ろで走ると、私のミラーニューロンは全開となり、自分自身もその早いペーサーの人になったと思い込み、単独練習では考えられないほど楽に、走り続けることができました。
脳のリミッターや思い込みを解除できれば、
脳で体を動かす「運動」も、
脳で考えて言葉や文字で何かを生み出す「仕事」と呼ばれるものも、
可能性が広がると、実感しました。
ビジネスを阻害するもの
1番は
「できないかも」
「失敗するかも」
という、思い込みだと思っています。
それで、起きもしない未来を杞憂して、何もやらない。
でも、ビジネスは答えがありませんので、答えのない不安に向かって、すぐにやれる人は少ない。そこで、メンターやお手本になるような人を見つけて、真似することから始めよう!というのが、よくあるビジネス書、もとい自己啓発書の常套句です。
ミラーニューロン的にも、正解だと思いますが、その
「真似する、ちょうど良い対象」
が、なかなか見つからないことが問題です。
レベルが高すぎる人は「私なんて無理」と、目標にはなりにくいですし、自分より下だと感じる人からは「学ぶこと無さそう」と、思考停止しがちです。
その人の、一部だけ真似してみる
運良く目標の人を見つけても、全部真似することはできません。
でも、どんなレベル・業種の方からでも、学べることはたくさんあります。
ですので、
「今日は、この人の、ここを真似してみよう!」
と、1日1回、ちょっと良いなと思った誰かの、一部を真似するのが効果的だなと感じています。
ほんの一部でも、自分にないこと・できないことにチャレンジすれば、経験値が増えてやれることが増えますし、何より、小さな自己肯定感積み重ねることができます。
その小さな積み重ねか、偶然のラッキーかしか、先が見えない未来に対抗する術が無いと思い、今日はいつかさん、今日は渡辺省亭といった感じで、真似しているうちに、少しづつ絵が上達してきました。
ただ、積み重ねていても、成長を実感できることは少ないと思います。何年もプラトーの中にいるのは普通です。
一流アスリートは、多くをプラトー中で過ごし、10年以上考えに考え、真剣に練習を積み重ねても、1秒、0.1秒しかタイムを縮めることができなかったりします。
それでも、その人たちの人生が充実するのは、そういうものだと知った上で、挑戦を楽しんでいるからだと思います。
カラーの仕事でも、
「そうか。こうなのか」
とわかるを実感できる成長期は一瞬だと思いますが、残って続けている方は、常に新しいことを積み重ねています。
成長を感じられない、プラトーの時期ばかりだと思いますが、真似をコツコツ行っていけば、その真似た人達が、ペーサー集団になってあなたを引っ張り、思いつかないところまで、連れて行ってくれるはずです!!