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#514 「能力」の生きづらさをほぐすを読んで
こんにちは
ヤギです
今回は勅使河原真衣さんの書籍【能力の生きづらさをほぐす】という書籍を読んで感じたことについてまとめていきます。本屋でふと目につき手に取りました。なんか聞き覚えがあるようなないようなという感じでしたが購入してみました。で、思い出しましたが多分、尾石晴さんのVoicyの放送で紹介されていた気がします。
この本は乳がんを患った勅使河原さんが15年後に天国にから二人のこどもとの対話を通じて話が進んでいきます。
リーダーシップについての経験
勅使河原さんは小学校4年生の担任からはリーダーシップがあって素晴らしいと褒められた。しかし5年生の時に担任からはリーダーシップが強くて問題だと酷評されていた。ある日、勅使河原さんを除き、そこで彼女のリーダーシップについて、みんなで悪い点をあげようと言う学級会が開かれたそうです。
彼女のことが嫌だからと言えば、担任に問題があるように思えるが、リーダーシップに問題があるためしつけをしましたと言えば、正当性があるように聞こえる。
中略
娘)要はさぁ、「ふつう」がいいんでしょ。結局学校ってところはさ。リーダーシップもポジティブさもそれがどうだと問題でどうだと望ましいなんて何ら基準はないと思う。これは私の持論だけど、学校での評価は出来不出来より、クラスのみんなと比較して同じかどうか、異分子じゃないかが問題。浮いたらアウトってこと。それが学力以外の能力評価を左右していると思えてならない。
これ、すごいエピソードですよね
先日読んだセンスは、知識から始まるでは普通を知るとありましたが、こちらの書籍の普通という言葉はまた意味が違うように思えます。
言葉の切り取り方で良い方にも悪い方にもなってしまいます。
特に子供の頃に否定されたこととかって今でも覚えていることありますよね。わたしもそうです。
子どもながらに悔しい思いをしたなど意外と覚えています。
そうして蓋をされると以降外すことってなかなかできないんですよね。
社員のタイプ分類
この書籍の中でなるほどと思ったところが、発電所の組織診断の結果の話です。ここもすごく心に刺さりました。
外交的な職員がいてなかなか職場で馴染めず仕事にいけなくなってしまった人の話です。勅使河原さんがやったことが職場のメンバーを4象限に分けて考えるということです。すると見え方がかなり変わりました。
どういうことかといいますと縦軸が理想的と情動的横軸が内向性と外向性
この4軸に分け、社員のメンバーがどの位置にいるのかの分布を見てみるとわかりやすいですよね。
その職場には内向的な人ばかりで黙々と作業をする人の集まりでした。その中に一人だけ外交的な人がいても馴染めなかったんです。
こうした感覚差異はどの職場でもあるでしょう。
この人はこういうタイプで他の人とは違うかもしれない。
だけど、大切な事は違いであって、間違いではないということ
違うからダメと言うわけではありません。
人と違うからダメと烙印を押してしまうと否定されたと言う気持ちになってしまいます。なので、一人ひとりの違いを把握しておくことが組織においても重要なことでしょう。
職員をこうした4象限に分けてタイプ別に考えてみるとチームワークなどの編成にも役に立つかもしれませんね。
まとめ
人との違いを受け入れる
人生の残り時間を考える
違いであって間違いではありません。そして15年後自分が亡くなった想定で話を進めていますが、人生は有限です。自分も自身の残り時間について考えなくてはならないと改めて実感しました。
人間関係に悩んでいる方にもおすすめな一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね。
以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに
ではまた
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