＃５７８　海に眠るダイヤモンド【感想ネタバレあり】

こんにちは
ヤギです

今回は昨日最終回を迎えましたTBSの日曜劇場【海に眠るダイヤモンド】をみて思ったことを書いていきます。ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はぜひ見終わってから読んで下さい！読んだ方は感想を共有できれば幸いです。ちなみにヤギは早速ロスっています…

まず見ごたえのある満足度の高いドラマでした。わたしはドラマはほとんど見ません。そもそもたいろーさんがVoicy内で紹介をしていなかったらこのドラマも見ていませんでした。

以前は記事であらすじと５話までの感想を書いていました。最後まで見たからこそもう一度１話から見返そうと思いました。というわけで前段が長くなってしまいましたが以下わたしの感想、疑問点になります。

端島に残された鉄平のガラス細工

１０年前に端島に来ていた鉄平ですが、上のほうの階に置いてくると鉄平と朝子にとってのダイヤモンドを置いてきたわけですが、足場の悪い中ひょいひょいと動けていたのか疑問に残っています。鉄平の死因はわかっていません（僕が聞き逃したかも）なので最期がどんな感じだったかわかりませんが…死ぬ２年前は元気だったのかな？

１９５５年に大学卒業しているということはその時点で２２歳。
２０１８年の８年前に亡くなったということは７７歳で亡くなったということですよね。７５歳のおじいちゃんがそんなひょいと登れるだろうか？で、同年代の朝子がそこまで取りに来れることを想定していたのだろうか？

これはいつか朝子に取ってほしいと言う願いを込めていたのだろうけど、
本当に朝子に渡したいなら賢将に託すはず。でも端島に置いてきたということは鉄平は朝子のことは好きだがそれ以上に端島のことが好きだったのかな？
なんてね。

正直に言えば、朝子の手に渡って欲しかった。それが朝子のもとに行かないと言うもどかしさが非常に胸を打たれました。みなさんはどうでしたか？

あと、ヤクザとかに追われているときに、大切に、新聞紙に包まれていたのが鉄平が作ったガラス細工だろうけど、よく割れなかったなと思う。結構激しいシーンもあったから、割れててもおかしくないなぁとちょっと思いました。

鉄平の様になりたかったいづみ

いづみさんは外勤がやりたかったというようなことを話していました。だから、あの時レオに声をかけた。島のみんなのことを思っている鉄平のように。最初は新宿でホストに声を掛けるなんてただの老害ばーさんじゃんと実ははじめのころ思っていました。ですが、その伏線もしっかり回収してくれました。
もし、あの時にレオに声をかけていなかったら、いづみさんは何も知らずのままだったのではないのでしょうか。

鉄平の真相

後日談になるが、本当のことは賢将は知っていたけど、朝子さんに自分の口からは言えないというのもなんだかもどかしい。賢将は鉄平も朝子ともやりとりをしていたわけで、10年位前は鉄平も動けたわけだから、ぜひ仲を取り持って会って欲しかったけれども、それも実現しなかったのは、鉄平の罪悪感から来るものかもしれない。

鉄平のやさしさですよね。
賢将も墓場まで持っていき、鉄平も墓場まで持っていく義理堅いというか時間に任せるしかないと言って亡くなった賢将の気持ちもわからなくもないですね。

個人的には百合子は本当のことを賢将話を聞いていたのでしょうか。誤解したまま百合子は亡くなってしまったのでしょうか？そこが心配です。

タイトルの回収

海に眠るダイヤモンドと言うのは、単に石炭の事だと思っていたが、どうも意味はそれだけではない様子。ダイヤモンドと言うのは朝子にとってギヤマンである。朝子が見れなかった鉄平の作ったガラス細工のことをもう見ることができないから、海に眠るのかなあと思った。眠ると夢が掛け合わさっているのかもしれません。

海に眠るダイヤモンド＝端島に残された鉄平の作ったガラス細工

はじめにも言いましたが、渡そうと思えば朝子のもとにガラス細工は渡せたはず。でもそれをしなかったのはコスモス越しに見える端島に端島すべての思い出と一緒に残して置きたかったからなのかな？

朝子にとってのダイヤモンドと鉄平にとってのダイヤモンドは同じガラス細工かもしれませんが含んでいる意味が違うから朝子の元には届かなかったのかな。

ヤギの選ぶベストシーン

１．鞍馬天狗、鉄平が朝子の初恋の相手が自分だと気づくところ
２．鉄平の告白シーン
３．和馬が診断書を破るところ
４．百合子が和尚に相談しているところ
５．賢将父と一平が二人で呑んでいるところ

とりあえずもう１回見るよね。
で、何が言いたいかというと杉咲花さんが可愛いということです。

みなさんはいかがでしたか？是非コメント欄にて感想を教えて下さい！
個人的には鉄平が端島を出てから、亡くなるまでなにをしていたのかスピオフでやって欲しいですね。

以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます
次回もお楽しみに
ではまた