「どうして浮気したの?」そのときの表情は…
信じていたのに浮気が発覚し、何が悪かったのか、どうしてこうなったのか、深い悲しみに包まれ事実を受け入れようと勇気を振り絞り相手に問う。
女性「何をしたの?」
男性「複数の女性とセックスしたんだ」
相手の返答と表情から読み取れる本音...。
全てを分析した内容を記載すると大変な文字数になるので重要なポイントだけ記事にしていきます。
もしよければ、実際に動画を見て自分が感じたこととどれぐらい違いがあるか確かめてみると面白いかもしれません。
動画はこちらから↓
いかがでしたか?
それでは早速はじめていきましょう!
まずは女性から...
女性「私は追い払われ、自分の部屋に戻って一晩中泣き続けた」
このときの表情を見てみましょう。(2:00)
そのときのことを思い出し悲しみを抱きながら、眉間にシワが寄り少し引き下がっています。
これは「怒りの眉」
通常怒りは、怒りの感情を抱かせた相手や対象を睨みつけます。
しかし、上記画像は怒りを抱きながらも目線は相手に向かうことなく下を見ています。
これは、「悲しんではいけない」「堪えないと」と自分自身の悲しみを怒りで封じ込めようとしているのかもしれません。
相手を攻撃したいという気持ちはなく、ただ自分の悲しみを堪えている。
とても優しい性格なのかもしれませんね。
次に男性を見てみましょう。
女性から一番最初に「何をしたの?」という質問に対して「一線を越えた」と答えたとき、わずかにアゴが前に出ました。(0:06)
通常時の表情↓(比較用です)
「アゴが前に出る」これは「攻撃的な怒り」を意味します。
他にもあと3回アゴが前に出る瞬間がありました。
男性「それから一緒に過ごすようになった」
女性「毎日のようにね」
男性「君は親友だったよ」(1:01)
男性「君は俺のパソコンや携帯を勝手に見ただろ」
男性「俺にはよく分からないんだ」
男性「俺を見限って離れればいいだろ」(2:39)
女性「私は深く傷ついた」
女性「捨てられたと感じたわ」
男性「君を傷つけて本当にごめん」(5:39)
普通に考えると女性に対して攻撃的な怒りを抱いているように思いますが、この攻撃的な怒りは女性に対して抱いているわけではなさそうです。
先ほどもお伝えしたように通常怒りは、怒りの感情を抱かせた相手や対象を睨みつけます。
この男性は女性から問い詰められたときも、彼女について話をしているときも睨みつけたりはしませんでした。
特に5:28で女性が「でも私は深く傷ついた」という言葉に対し、男性は怒りや嫌悪は抱かず、深く頷き素直に女性を傷つけてしまったことを認めています。(5:30)
女性に怒りを抱いていたら「こちらにも言い分がある!」と言葉にはせずとも相手を睨みつけていたはずです。
では、男性が抱いていた「攻撃的な怒り」は何に対して抱いているのか。
おそらく、「真剣に、純粋に、深く交際することへの価値観に対して」ではないかと考えています。
男性はもっと大雑把でお互い関与しない軽い関係を望んでいたのかもしれません。
特にそのように感じる瞬間は女性が「一晩中泣き続けた」(1:57)という言葉に対して、「またその価値観か…」「うんざりだ」という感じで深くため息をついています。(2:02)
ちなみに男性が抱いた怒りを訳すとこんな感じ
・一線を越えたことが悪いという価値観に対して(0:06)
・彼女のその価値観に対して(1:01)
・いやならどうして見限らない(離れない)のか(2:39)
・傷つけたことは悪いと思うけど、自分の価値観は認められないのか(5:39)
今回の2人の問題は、「どのような交際を望んでいるのか」という価値観のズレなのではないかと思います。
そして、少し意外だったのが「男性が一度も嫌悪していない」ということでした。
「勝手に自分の価値観を押し付けて傷ついて、俺が悪者みたいになっているじゃないか」といった嫌悪感を抱いてもおかしくないはず。
「自分の価値観でこんなに人を傷つけてしまうことがあるんだ」という感覚でしょうか。
もしかすると相手の気持ちをないがしろに傷つけて身勝手に振舞うような悪い人じゃないのかもしれません。
だから、今回の女性もこの男性に魅かれたのかなと思いました。
浮気はよくないことだと思いますが、やはりそれは人それぞれの価値観の問題。
自分はどういう交際を望んでいるのか、そして相手もどんな交際を望んでいる人なのか、その見極めはとても大切なことなのかもしれません。
いかがでしたか?
少し男性を擁護しているようになってしまいましたが、浮気を肯定するために書いているのではなく、あくまで様々な価値観がありその価値観のズレで善悪が決まるわけではないということをお伝えしたいと思いました。
では、今回はこのへんで...
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました🙌