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(再掲載)私は誰⁉️正規版(4)小山内教授の元に(1分で読める小説)
小山内教授と僕の働いていた事務所に行く
当然ながら妹もついてきた。
3階建ての雑居ビルの一室が事務所であった。
さほど広くも無い。ここで私達は何をしてたのだろう。
所轄君が言うには、研究所は別の所にあり、ここは休憩所でもあり、事務的な事やお客様の接待場でもあった。
小山内教授の机の引き出しに私のパスポートがあった。
パスポートに私の名前と写真が貼ってある。
やっと、私は自分を見つけた。
間違いなく、私は水原学だ。やっと見つけた。
私は何とも言えない感慨に耽った。
妹は部屋を見回している。興味があるみたいだ。
アメリカに行く手筈は全て所轄君がしてくれる。
妹もアメリカに行くと言い出した。
「行きたい」とぐずる。
親切な所轄君は妹の分まで、準備をしてくれた。
私は、妹を連れて行くのに疑念を抱いたが、
まだ、一人で行動するだけの自信が無い。
英語も喋る事は出来ない。
妹は英語を喋る事が出来ると言う。
見知らぬ土地を方向音痴の私が、
正確に行けると言う自信も無い。
両親も妹を連れて行った方が安心だと強く勧める。
アメリカに着いて、私の記憶が、戻れば全て解決する。
ここは、騙されたと思って妹を連れて行こう。
もしかすると、騙されていないかも知れない。
本当に複雑な気持ちで、アメリカに行く日を迎えた。
飛行機に乗ってあっと言う間にアメリカに着いた。
(ここの場面は省略します。何故なら筆者はアメリカ本土に行った事がないのです。ハワイならありますが)
驚いた事に妹は、英語を上手に話すのだ!
流暢に身振り手振りを交えて会話するのだ!
いつ覚えたのかは知らないが、
「通信講座で覚えた」と言っている。
道を歩く時、妹は私の腕を組んで来た。
「日本ではしたくても、人の目があり出来なかった」
と言っている。
私は嬉しかったが、複雑な思いであった。
今思えば、、、、、、、。
(此の、、、の部分は読者が小説を読み終えてから創造して下さい)
私達は、小山内教授のいる所に向かった。
全て妹に任せながら、
私はアメリカ旅行を楽しんだ。
タクシーから見える街並みにアメリカを感じた。
妹を連れて来て正解だったと思った。
ここまでは、、、、。