魔法瓶(2)(一分で読める小説)
ある日の事、松原千恵子さんが
私の元に訪れて来たのです。
彼女とは何度も会い友好を深めた仲、
この前は不思議な鏡を彼女に渡したのです。
それは、自分の好きな人を見る事が出来る鏡でした。
もう一つの鏡は、激辛鏡と激甘鏡でした。
激辛鏡とは、自分の顔を写し出した時、
どんな美女でも、悪い部分を指摘する鏡で
この鏡を使えば、悪い所を直してより良い美女となる事の出来る鏡です。
激甘鏡はどんな不美人でも綺麗に写し出す鏡です。
激甘鏡の方が多く売れていると、
松原千恵子さんは言っていました。
彼女はユニシロと言う小さな店の店員で
そこで扱う物を私から購入していくのです。
今回もまた新たな商品を私から購入すべく
やって来たのでしょう。
私は最近完成させた魔法瓶を、
松原千恵子さんに見せました。
この魔法瓶の大きさは、
家庭にある湯沸ポット位の大きさです。
この魔法瓶に物を入れると、・・・。
次回に続く