夏の風物詩、お化け屋敷(1分で読める小説)➕ツッコミ
夏と言えば、お化け屋敷だ。
付き合ったばかりの男女の距離が自然と近くなる。
私もそれを下心に、意中の彼女をお化け屋敷に誘う。
だが、私は悲しい事に断られた。
「貴方と一緒に行ったら、お化け屋敷なんて怖くは無いわ。
もっと怖い物いつも見てるから」
と、平然と言う彼女。
怖い物って私の顔の事を言っているのか?!
悲しみに耽る、僕。
僕はフランケンシュタイン。
人間では無く、人造人間。
お化け屋敷に彼女を誘ってはいけなかった。
今度、怪物ランドに招待しよう。
ツッコミ
「君、わかっちゃいないね。
気味が悪がれているのは君だよ。
彼女は怪物ランドにも行かないよ」