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(再掲載)私は誰⁉️ 事件発生 (1)➕追伸(2分で読める小説)


(1)
ある、青年が道路に倒れている。
車に轢かれのであろうか。

それとも、暴行を受けたのであろうか?
身体中は、あざだらけである。

幸いな事に発見が早く、一命は取り止めることが出来た。
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何か音がする、鼻を突き刺すこの匂いは何だろうか?
僕は何処に居るんだ・・・・。

薄ぐらい部屋から見えてきたものは・・・・

此処は何処なんだろう。この匂いは消毒液の匂いだろうか?
何の音だろうか、機械音がする。
もしかするとここは病院か?
僕の目に映るのは病院の様に見える?
僕は、何をしてるん、何故病院なんかに居るんだ?

身体が痛い。凄く痛い。
何故、、、。

「目が覚めましたか?良かった。大丈夫ですか?
今、先生を呼んで来ますね」

薄ぼけた頭にその様な声が聞こえてくる。

今の声は看護婦であろうか?
女の人の声だっだ。

「気が付かれましたか?私は医師の石川です。ご気分は?」


何故、僕は病院に・・・・。


「お名前は何とおっしゃるのですか?」
と、看護婦が聞いてきた。

名前?・・・僕の名前だって?
名前が分からない。全然記憶が無い。

一体僕は誰。男だと思うが、それしか分からない。

「あのー、私の名前ですか?解らない・・・・」
私の声は言葉にならない。
その私の言葉を聞いて医師は驚いたのだろうか?
「身体中に殴られた様な痕跡があるのですが、覚えていませんか?」
と聞いてきた。

…殴られた?僕は殴られて病院に担ぎ込まれたのか?…

「覚えていません。殴られたかどうかも、わからないです。
名前も、、、、、、。一体、僕は、、、。誰なのかも覚えて無いです」

医師は呆れたかの様に、黙り込んでしまう。
看護婦は医師の顔色を窺い、私に言った。

「しばらく、様子を見ましょうか。
此処は、◯◯病院と言いいます。
私は看護婦の松原美樹と言います」

と、丁寧に挨拶してくれた。
歳は言ってはくれなかったが、20代だろう。独身だろうか?
と、考えてる僕は、きっと独身なんだろう。
自分の年齢も分からない。

だんだんと、僕の頭が冴えてきたみたいだ。

「一時的な記憶喪失かも知れません。もう少し、様子を見ましょう。
検査の結果、内臓には損傷は有りませんでした。
頭部も殴られたみたいで瘤がありましたが、脳には異常は無かったです。
入院して、体力の回復を待ちましょう」

と言って医師は、病室から出て行った。

「僕の持ち物は無かったでしょうか?身元のわかる物とか。・・・お金とか」

「それが何も無いのです。誰かが持ち去ったみたいに、何も無いのです。」

「持ち去った?誰が・・・・お聞きしたいのですが、僕は何処で、発見されたのですか?」

「救急車で運ばれてきたので、何処から来たのかは、わからないのですが、
『交通事故みたい』だ と言ってました。」

「話しているうちに、思い出すかも知れませんね。」
と、何処とも無く現れた別の看護婦が口を挟んできた。

この人も綺麗な女性である。
どうも僕は、女性に興味があるみたいだ。
少しづつでも、自分自身を発見をしていかないといけない。

いったい、私は誰⁉️

追伸
以前掲載したものを、加筆修正を加え再掲載しました。

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