見出し画像

就活で100社に落ちた私が未経験経理に転職できた話 その4

こうして私は今の会社に転職が叶い、大袈裟ながら第二の人生ともいえる会社員生活をスタートさせた。

では何が成功の理由だったのか。

今回は新卒で100社落ちた経験も含め、私が就活や転職で学んだことを書いていく。


私の基本スペック

GMARCHクラスの大学卒で専攻は金融。資格は大学時代に取った簿記3級、FP3級と心理学検定1級。この心理学検定が新卒でも転職でも一つの差別化に繋がった。珍しい資格ながら「1級」ということで「なんか凄そう」と思われたのだろう。

その後卒業前にAT自動車免許と、転職前に英検2級を取得した。英検に関しては大して役に立たなかった。ある会社の面接では「なぜTOEICじゃないの?」と言われる始末である。

転職時の年齢は26~27歳。だいぶ長く転職活動をしていたので幅がある。

その他の強みとしては、大学時代から年間100冊を目標に読んでいた読書量とそれに伴う知識である。新卒の時は大して役立ったとは思わなかったが、転職時にはこれは大いに役立った。「最近読んだ本は?」「面白かった本は?」などの質問は必ずと言ってよいほど来るので、あらかじめ要点を3点にまとめて回答した。

あとは面接官との会話の端々で読書から得た知識を引用した。これで知識の引き出しの多さをアピールできたと思う。今の会社の最終面接でも社長から「自己研鑽は良いことだ」と褒められている。特に経理の場合は会計や税務などで覚えることが多かったり、システム部門も兼ねていることが多いので、学ぶ癖のある人間が重宝されているのではないかと思う。


会社を受ける前の準備


ここから先は

3,959字
この記事のみ ¥ 700

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?