ノマド見聞録的お金の話 #3
お盆の帰省もままならない日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
武漢コロナウイルスでは、経済も低迷し、飲食関係は大きな影響を受けていますが、そのような状況下にあって、反骨精神で状況を打開しようとしている企業があります。
私は、結構判官びいきの人間ですので、こういう企業が大好きなのです。
地域貢献の一つともなると思いますので、今回は、この企業を紹介しようと思います。
もちろん、dポイントで投資しました。
武漢コロナウイルスで大打撃
2020年3月2日、小松マテーレ株式会社は、2週間の業務停止を公表します。
会社の発したニュースリリースは、以下の通り。
■ 経過
小松マテーレグループにおきまして、新型コロナウィルス感染症患者2名、陽性感染者1名が発生しました。感染症患者2名については2月24日及び、2月27日に発症が判明、3人目の感染者については2月28日に陽性が判明し、それぞれ同日中に、石川県により発表されました。
3名とも仏・パリで開催された国際見本市に参加するため2月10日~2月15日の間、海外渡航しておりましたが、帰国後に体調不良を訴え、専門検査機関において受検した結果、感染が確認されました。現在、石川県の指示にしたがい指定病院に入院しております。
即断即決で、クラスター化を阻止したわけですが、ずいぶん理不尽な非難を受けたらしいです。
だからこそ、ウイルス対応マスクを
この会社は、元々繊維の会社です。
パリ開催の繊維国際見本市対応で渡欧し、ウイルスに罹患したのですが、今度はそれをバネに変えます。
「ダントツマスクール」という、接触冷感タイプのマスクを作ります。
これ、凄いんです。
1)接触冷感
2)ムレ防止
3)抗ウイルス(光触媒によるウイルス活動抑止)
4)花粉カット
5)UVカット
6)消臭
7)50回洗濯可能
大きなプレッシャーがかかった状況
『国際見本市に行った一部の社員が罹患したが、結局、様々なプレッシャーがかかって、工場全体が2週間操業停止になってしまった…』
これは、部外者の私から見ても、ちょっと理不尽に感じます。
しかし、タダでは起きない、反骨精神で「ダントツマスクール」に結びつけたのは、見事です。
丁度、夏の時期でマスクをするには、少しでも快適さが必要です。
確かに、冷感ジェルを塗ったりする商品もありますが、接触冷感は、そうしたサブアイテムを使わずに心地よさを感じられるものです。
武漢コロナウイルスの件で受けた痛手がバネに出来る。
ここで、生活圏にある企業を、支援したいと思うのは自然だと思うのですよ。
自助努力が大きく飛躍するきっかけになる
私は、様々な業種業態が、困難な状況下にあると認識しています。
しかし、自分から何かを創出し、自助努力をしなければ、生きている意味が無いとも考えています。
それは、生きるためのイノベーションです。
だからこそ、そういうところで藻掻き、何とか浮かび上がろうとする人たちを応援したいと思うのです。
小松マテーレ株式会社は、石川県能美市に本社を置く合成繊維などを製造、販売するメーカーである。2018年、小松精練から社名を変更し現社名に至る。
(ウィキペディア)
これからも、このマスクを使っていきたいと思います。