夫婦の交換日記
今日、長男から電話が来ました。
今年のお盆は、帰ってこれるらしい。
車なら、東京を経由しないですむから、出かけられるんだとか。
で、思い出しました。
彼が生まれたのは、私が社会人入学した大学院の入学試験の当日。
その日の明け方、破水したので、妻を病院に連れていき、その足で試験会場に向かいました。
だから、絶対に誕生日を忘れません。
ただ、大学院で朝昼晩の食事をとり、睡眠時間4時間以外、勉強に没頭するという生活でした。
ですので、息子の成長と連絡事項をやり取りするため、妻と交換日記をすることにしました。
高校時代から大学を含め、サークルに存在した「雑記帳」を、家庭でやろうというアイデアでした。
この交換日記のおかげで、大学院時代は、間接的にですが、彼の成長を一から、ずっとそばで見ることができました。
我が家は、布オムツだったのですが、学校に行く以外は私が交換し、うんちの処理も全部しました。
おむつ交換はエキスパートです。
彼が、フットカーで「イニシャルD」の4輪ドリフトをするほど、脚力があることも、夜中、車でドライブすると、夜泣きをやめてすやすや寝ることも。
いつ立ち上がり、言葉を発したかも。
彼は、恐竜博士というくらい、恐竜にのめりこんでいましたが、たまたま、ロボットのイベントがあって、出会ったのがHONDAのアッシモ君。
それが、人生の転機だったらしいです。
彼は、高専に進学し、寮生になりました。
ですので、15歳で事実上自立し、10年。
今はもう、一緒にお酒を飲み、旨いものを食べながら、同じレベルで会話ができる『相棒』的な存在です。
やっぱり、たまに会えるのは、とても嬉しい。
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