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大相撲名古屋場所が千秋楽を迎えた、照ノ富士に続く人はまだ見えない👁️

大相撲名古屋場所が千秋楽を迎えた。
①優勝は照ノ富士。念願の10回目、初の名古屋賜盃。ケガしていなければ、抜きん出た実力。逆に横綱を締める後継者が育っていないことも示した。優勝インタビューから、これからの目標がなくなったことは心配。

念願の10回目の賜盃を抱く照ノ富士

②大関・貴景勝は大関陥落。霧島も二桁勝利での大関カムバックならず。二人とも悪いところを治して、出直して欲しい。しかし栃ノ心以来、高安、御嶽海、正代、朝乃山、霧島とあっさり陥落する大関がやたらと多く続く。というか大関昇進者の大半が早々に陥落している。

カド番で負け越した大関・貴景勝


③注目の大の里は、苦手の豊昇龍戦での不戦勝もあって、ラッキーにも勝ち越し。特に前半は研究され尽くして苦戦。世の中そんなに甘くない。照ノ富士と貴景勝には勝ったけれど、引いた勝ち方はイマイチ。
④平戸海は初三役で二桁勝ち越しと健闘。怪力無双で、着実に前に出る力をつけてきた。
⑤12勝3敗で優勝決定戦を初体験の隆の勝は、一時期の低迷から復活。照ノ富士の独走優勝に待ったをかけて、名古屋場所を盛り上げた。敢闘賞受賞はともかく、殊勲賞は大の里ではなく、隆の勝に与えられるべきだった。
⑥帰り入幕では若隆景が11勝4敗と実力発揮で、三役復帰の日が待たれる。
⑦高安、朝乃山、阿武咲の負傷は残念だった。特に朝乃山は進退も危ぶまれるほどの大怪我。後ろに下がるからケガをする。前に出ることで、ケガをしない相撲に徹したい。

一山本戦で大怪我をした朝乃山


⑧十両では阿武剋が安定の四つ相撲でほぼ幕内昇進を決めた。前半は好調だったが、中盤以降は苦戦が目立った。阿武咲はウカウカしていたら、阿武松部屋の部屋頭を奪われるかもしれない。
⑨相撲ファンが密かに注目していたのは、炎鵬の序ノ口再デビュー。初日こそ敗れたが6勝1敗の再出発。

序ノ口で再出発した炎鵬


⑩5日目の解説は、放送席の境川親方(両国)と向正面・舞の海の掛け合い。境川親方の舞の海への「やかましい」「調子いいことばかり言っている」のコメントが笑えた。境川親方のべらんめえなユーモアに感心。

正面解説で舞の海にツンデレの境川親方


⑪9日目に正代が溜まり席の大村崑に転落。無事そうでよかった。


⑫11日目の一山本vs.若隆景に注目。一山本は若隆景グッズを蒐集しているくらいの大ファン。取り組みの喜びに震えていたことだろう。勝敗は一山本の勝利。


⑬広報から教習所に異動になった芝田山親方がNHKテレビ解説に複数回登場で安堵。
⑭尊富士の途中出場→また休場はいかがなものか? 2勝したので秋場所での十両の地位は安堵されそうだが、長い目で見るとあまり感心できない。
⑮十両では人気の白熊🐻‍❄️優勝🏆はおめでたい。これくらい改名がプラスになった力士も珍しい。どちらも負け越したが、生田目や嘉陽ら新十両の懸命な相撲には好感が持てた。

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