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学習院下「いせ万」の「伊勢うどん」に関する疑問解消

ほぼ一年前に行って、美味しかったが『これが伊勢うどん⁈』と疑念が生じた学習院下「いせ万」。コシがあって柔らかくなく、たまり醤油でもない。前回行った時は温かいうどんにしたが、今回は冷たいうどんにしてみた。


 冷たいうどんは「胡麻ダレ肉きざみ」のみとのこと。茹でた豚肉のかかった冷汁うどん。「伊勢うどん」というより「宮崎うどん」という感じ。うどんはやっぱり太くてコシがある。小さなお椀にご飯が盛ってあり、そこに温かい出汁がかかっている。冷たいうどんで冷えた身体を温める配慮が嬉しい。



 思い切って「これが伊勢うどん?」と女将(たぶん母親)と大将(たぶん息子)に訊いてみた。「伊勢うどんは、ふつうはたまり醤油だけ。あれではお伊勢参りの時に小腹を満たすだけで食事にならないでしょう。だからうちはオリジナルでいろいろ工夫してみた」。なるほど、これで一年越しの疑問が解消。味にはバリエーションがあった方がいいし、麺にもコシがあった方がいい。定石はともかく、美味しい方に理があり。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13057884/


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