苦み走った大人のインドカレー「東京ボンベイ」、雑味のない辛さの嵐🌀
ずっと長い間の懸案であった恵比寿「東京ボンベイ」。食べログ百名店にも名を連ねており、ガールフレンドに教わったきり、行く機会を失していた。『行ったことがあるのでは?』と思っていたが、行ったことがあるのは「OLD DELHI」という別のお店だった。恵比寿駅東口から恵比寿スカイウィークを通って、恵比寿ガーデンプレイスに至る直ぐ手前の跨線橋を渡って、怪しい階段を降りると、その店はある。店名も出ていないが、中を覗き込むとカレーの券売機がある。店内はカウンターの立ち席が5つのみ。インド人らしき2名の若者がお店を切り盛りしている。壁には抽象画が架けられているのもミステリアス。
オーダーは「インドカレー(辛口)」をオーダー。具材は大きなチキン🐔が3つとじゃがいも🥔が1つゴロンと入っている。これがなかなか滋味深い優れもの。そしてルーはサラサラで、玉葱🧅の摺り下ろしが入っていることは感じる。食べた瞬間にはそうでもないが、しばらく経ってから辛さが訪れる。それは後を追うに従って、激しい嵐🌀のような辛さに高まる。そのルーは無駄な雑味を廃した、大人のビターさ(苦いわけではない)。辛さに耐える修行僧のように、ルーとライスを底まで掬い取って食べる。そうしなければならない、そうしたくなるカレーなのである。食後に出たチャイとチョコレート🍫に癒された。
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13221284/
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