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「自己理解とは何か?」への答え

年が明けてだいぶ寒くなってきましたね。。。そんな中みなさんいかがお過ごしでしょうか?


前回のnoteから結局日が空いちゃいました。。。笑、やっぱり大学のテスト勉強は大変ですね。。。でも今日はその分を取り返せるような内容なのでお楽しみに!


さて本題ですが、今日は「自己理解とは何か?」というテーマで書かせていただきます!

僕は現在、対話とコーチングを用いて自己理解をする、「生き方テラコヤ」というコミュニティに所属しており、そこでコーチングを勉強したり、体験生向けにワークショップを行ったりしています。


それもあってか知り合いから「自己理解って何?」という質問を受けるので、それにこたえることにしました!



1.自己理解が必要な理由


自己理解が必要な理由ですが、いきなり言ってしまうとそれは「世界が変わるから」です。


え、いきなり何言ってんのと思った方、僕は本気で言っています笑


さてさていきなり「どうやって世界が変わるのか」という話をする前に、人によって解釈がバラバラな言葉である「世界」について、このnote上の定義づけをします。


世界という言葉で調べてみると、存在する事物の総体とか、地球上のありとあらゆるものなど、いろんな意味が出てくると思います。

それは哲学、宗教、文学、歴史といった分野でいろんな正解があるため、今の段階で一つに言い切ることは難しいでしょう。


上記の点を踏まえたうえで、僕が考える一つの答えは

「世界」=「自分以外の人、出来事に対する認識」

という考え方です。


それはある種、認知行動療法でいう「認知」の部分に近いかもしれません。

認知行動療法とは、自分の認知に働きかけ、気持ちを楽にする精神、心理療法の1つです。

この理論でいうと、人間の行動は以下のフローで起こるといわれています。

出来事 → 認知 → 感情 → 行動

上図のように、起こった出来事に対して、自分の認知フィルターを変えることで、負の感情を楽にする。という流れになっています。


もちろんコーチングでもこの認知行動療法は用いることがあります。ただこれはカウンセリングやコーチングの手法の1つです。

カウンセリングには他にも、「クライアント中心療法」や「箱庭療法」など様々な手法があるので、クライアントの抱える問いやその時の気分に合わせて、柔軟に対応していくことが必要です。


少し話がそれましたがまとめると、「自分の認知フィルターを見る・変える・そのままにしておく・受け入れる」ということが、自分にとっての世界を知ることにつながります。


2.自己=世界説


先ほど定義した世界を知ることによって何が生まれるかというと、それがそのまま自己理解につながります。というのも、私は「自己=世界」として今のところ捉えているからです。

自己観については様々な哲学者がそれぞれ異なる意見を持っているため、これが答えだ!というのは一概に言えませんが、少なくとも私はこう考えています。

「自己を知る=世界を知る」とするならば、おのずと自己理解の答えは見えてくるでしょう。


つまり、自己理解とは「自分がどういう風に世界を見ているのかを知る行為」といえるでしょう。


言葉が硬いのでなんかとっつきにくいかもしてませんが、「自分のかけている眼鏡の形を知る」ぐらいで思っても大丈夫です笑

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同じ風景でも、老眼鏡をかけているか、伊達メガネをかけているか、はたまた3D眼鏡をかけているかで見える風景は変わってくるので、そういった違いを知ることが自己理解への第一歩です!



3.おわりに


こんな感じで僕なりの答えを書いてみましたがいかがでしたか?「まじでそれ!」と思った人もいれば、「ちょっと違うんじゃないか?」と思った人、はたまた「それは一つの答えとしてあるけど、大事なものはもっと他にあるくない?」と思ったりと様々だと思います。


1つだけ確かなのは、「自己理解とは何かの答えは、各々の中にある」ということです。

現在YouTube上に、コロナ禍における我々の生き方を、心理学や倫理など様々な側面から考えることのできる、京都大学のオンライン講義が公開されています。

その中の1つ「哲学」の講義で、今回の世界論に近い内容が取り上げられています。


もし「自己」とか「世界」についてもっと深く知りたい人はぜひ講義を視聴してみてください!また、講義の後半で教授自身の自己観を紹介しているのですが、そこでも面白い話をしているのでおすすめです!


こんな感じで今日は「自己理解」について少しでも知っていただけると、大変うれしいです!また次回もお楽しみにしていてください!








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