宿木文庫のご案内(2025年)
宿木屋では「宿木文庫」と名付けたZINEを発行してます。現在発売中のZINEは短歌集『てのひらにほどけた雪の描き出すちいさな泉へ放つひかり』と、旅エッセイ集『往き、綾なす』の2冊(2024年12月初版発行)です。
『てのひらにほどけた雪の描き出すちいさな泉へ放つひかり』
『てのひらにほどけた雪の描き出すちいさな泉へ放つひかり』は、三角園いずみと宿木雪樹のふたりによる短歌集です。
三角園が「私の私による私のための営み」として詠んだ短歌を見て、宿木が短歌というものに興味を持ち、自分も詠んでみたいと思ったことから、この短歌集は生まれました。
本書には、三角園の短歌と、それに応える形で宿木が詠んだ短歌が一首ずつ交互に並んでいます。生きる場所、ライフスタイル、考え方、すべてが異なるふたりが、短歌を通じて見る風景や内面の違いを楽しんでいただけたら幸いです。
▼以下オンラインショップでご購入いただけます。
『往き、綾なす』
『往き、綾なす(ゆき、あやなす)』は、ayanと宿木雪樹のふたりによる、旅エッセイ集です。 両開き仕様で、ayanのSOUTH SIDE(横書き)と、宿木雪樹のNORTH SIDE(縦書き)、どちらからでも読み始めていただけます。
パリ、バルセロナ、函館、徳島、宮崎。それぞれが訪れた場所に紐づけて、旅先での偶然の出あいや内面の変化を綴りました。最後の宮崎は、一緒にした旅をそれぞれの目線で書いています。
2500文字前後のエッセイが7本ずつ(計14本)、ほとんどが書き下ろしです。プロローグ、エピローグを含め、およそ4万文字のボリュームです。
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ZINEづくりのZINEづくりの裏側
なぜ宿木屋でZINEをつくることになったのか。宿木屋として初めて挑戦したZINEづくりの道のりを、全3回のエッセイにまとめています。ZINEづくりの裏側を知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。
宿木文庫はまだ生まれたばかりですが、考える・つくる・世に届ける、という各段階の中で、関わる人たちがそれぞれ試行錯誤しながら、その時々の最適解を見つけ出していく活動として、今後も続けていきたいと思います。
今回販売を開始した2冊で終わらず、新しいZINEもつくっていく予定です。また、2025年は文学フリマをはじめとしたZINE販売の場に、宿木屋メンバーで参加することを予定しています!
今後の情報はこのnoteでも発信していきますので、見守っていただける方はフォローしていただけるととてもうれしいです。