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好きなエッセイを読んで

エッセイを読むのが好きで
増田ミリさんの本をよく読む。
彼女は想像力が豊かで、
英語教室での経験談と彼女の空しい気持ちが急につながったり、
うさぎが月でどのように暮らしているかを自由に書き綴ったりする。

また日常生活の小さな気づきにフォーカスを当て、
料理教室や天ぷら屋さんに行った時など
感情の流れを細かく表現しているのが素敵。
増田ミリさんは日々こんなこと考えて過ごしているのか!
いつも感心しながら読んでいる。

増田ミリさんのようなエッセイを書いてみたいなー。
と考えていると、
わたしって何を考えて毎日過ごしているのだろう。
素朴な疑問が湧き出てきた。

さっそく寝る前にベッドの上で手帳を広げてみる。
書き始めたのは今日の仕事で良かったエピソード。
あとは「誰々さんに〜と言ってもらえた」などの
嬉しかった話を書いた。
でも数日続けてみたが、何度読み返しても
エッセイのタネになりそうな出来事が見つからない。
「わたしが」で始まるエピソードが皆無なのである。

とても食べたかった訳じゃないけど、
家の冷蔵庫に入っていたから、冷やし中華を食べました。

知り合いに色々言われたけど、嫌われてないかな。
わたしをどう思っているのだろう、心配。

恐ろしいことに、わたしの気持ちは常に他人へ向いている。
わたしの気持ちを掘り下げてエッセイを書くのは面白いと思うし
だったら、もう少しわがままな生活をしても良いのかな。

今日は我慢せずに本屋に行って
読んだことのないエッセイを手に取ろうと思う。

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