「児童養護施設」と「児童心理治療施設」の違いは?part1
こんばんは。
2月11日に、「全国社会的養護交流会」に参加をさせていただきました。
私の友人はもちろん、初対面の方と仲良くなれる機会ができて本当に嬉しかったです。
特に、現状と解決策(?)のディベートはとてもいい経験になりました。たくさんの意見を聴き、勉強になりました。
さて、本題に入ります。
「児童養護施設」と「児童心理治療施設」の違いってなーに?
これを疑問に思う方はいらっしゃると思います。なので、パート毎に分けて説明をさせていただきます。
私も福祉学ぶ前までは
え、なんやろ、名前の違い(笑)
としかわかりませんでした。
ですが、福祉を学んでいくうちに
あ!そういえばこんな違いがある!
という発見が多々ありました。
まず、児童福祉法第41条にある、児童養護施設の定義はこちら。
児童養護施設は、保護者のない児童や保護者に監護させることが適当でない児童に対し、安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、家庭環境の調整等を行いつつ養育を行い、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援する機能をもちます。(児童福祉法第41条)
こう定義されています。
↓簡単に表しますと↓
親が何らかの事情でいなかったり、虐待などで家に居れる状況じゃなくなった子どもたちが過ごす施設です。
そして、児童心理治療施設はこう定義されています。
児童心理治療施設は、心理的・精神的問題を抱え日常生活の多岐にわたり支障をきたしている子どもたちに、医療的な観点から生活支援を基盤とした心理治療を行います。施設内の分級など学校教育との緊密な連携を図りながら、総合的な治療・支援を行います。また併せて、その子どもの家族への支援を行います。(児童福祉法第43条)
つまり、当事者のつまづき(?)があるところを心理士などの専門家を含めて治療をしていきます。
私はその児童心理治療施設でした。
中学生の時は「なんで児童養護施設じゃないんだ?」と思っていました。
でも大学で勉強していくうちに、「そりゃあ、児童心理だわな笑」と納得していきました。
理由としては、
・DBDマーチ(反抗挑戦性障害、行為障害、反社会性パーソナリティ障害に至る経緯。)を歩んでいたこと
・東日本大震災のPTSDでパニック症状が起きること
・一時保護所の行動観察により、問題ありと指摘されたか
この3つですね。
DBDマーチについては、また後日投稿しますね。かーなりややこしい内容なので今回は飛ばします笑
最後に、まとめに入ります。
・児童養護施設は、虐待とか親が何らかの事情でいなくなっちゃったこども達が入る社会的養護
・児童心理治療施設は、当事者のつまづきなどがあるから、心理士を含め治療していく社会的養護
・2つの共通点は、虐待家庭の子が入ることもある施設(これに関しては児童養護が多めです)
いやー、語彙力無さすぎて説明が難しいですね。笑
もっと言語力をつけねば…
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