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うさぎの病気
ども。
まもなく2023年も終わりますね。
実家に帰省し何年振りかくらいに紅白歌合戦を観ました。
といっても最初の15分くらいですが。
2023年を振り返る前に、先日我が家の愛兎あーさんが手術をしてきたのでその内容を綴ります。
病院へ行くきっかけ
1週間くらい前より2日に1回軟便がありました。
うーさんが子宮疾患になったときと同じく悪臭がある便で、軟便が続いた時点で病院に連れて行く事を決意。
プラスでなんとなくお腹が張ってる気もする。
メスうさぎのほとんどが子宮疾患で命を落とすそうで、子供の内に子宮摘出をした方がいいとネットで見ました。
あーさんもうーさんも女の子なのですが、私の気持ち的に、なるかならんかわからない病気の為に元気な体にメスを入れるのに抵抗があり、避妊手術をしていません。
獣医さんに言われたのですが、軟便に悪臭があれば様子見などせずすぐに病院連れて行った方が良いそうです。
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診察
うーさんの避妊手術をしてもらったかかりつけの動物病院へ。
獣医さんに症状を説明、触診の時点で腹部にしこりがあると指摘を受け、血液検査・レントゲン・超音波検査を受ける事に。
1時間もしない内に結果が出て獣医さん説明を受けました。
診察結果
腹部に腫瘍が発見されました。
血液検査も重度な貧血。
恐らく子宮に腫瘍が出来ていて、肺には達していないけどこのままだと近い将来亡くなってしまう。
命の判断
獣医さんから飼い主に迫られる2つの選択肢。
・手術の成功率は50%、7歳+貧血気味なので術中に亡くなるリスクがある。
・手術をせず、このまま看取る。
手術自体は難しいものじゃないけど、あーさんが年齢的にも耐えられるかわからないそう。ただ手術をするなら急いだ方がいい。
私は泣きながら手術する事を選択しました。
年末年始でオペの予約がいっぱにも関わらず、翌日に手術の手配をしてくれました。
手術に備え点滴と、幸いにも食欲はあったので今夜はいっぱいご飯を食べさせてあげて体力をつける事。その日の夜はたくさんご飯とおやつをあげました。
私の判断であーさんが明日死んでしまうかもしれない。
手術は私のエゴかもしれない。
けど生きる可能性があるならすがりたい。
神様どうかあーさんまで連れてかないで下さいと祈るばかりでした。
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お口周り大変な事になりました…
手術日
手術は日帰り。
12時にオペ、何もなければ16時にお迎え。
獣医さんご厚意で手術が終わったら電話をくれることに。
病院に預ける前にたくさん撫で撫でして、あーさんの大好きなクッキーをあげました。頑張ってきてね。
手術終了、病名発覚
14時前に病院から電話が。
手術は無事成功。今は麻酔で寝ていますとの事。
よかった!!!
症状を説明したいので早めにきてくださいと言われ、手術は成功したけど何かあるんだなと思い、安心はしきれませんでした。
あーさんお迎え。
獣医さんがあーさんーを連れてきてくれて泣きそうになりつつあーさんを引き取る。キャリーの中でまだ麻酔名残りがあるのかまどろんでいました。
獣医さんより今回のオペ内容の説明を受けました。
肝臓癌でした。
切除した腫瘍を見せてもらったのですが、私の拳くらいある大きな腫瘍。こんなに大きなものがお腹に入っていたなんて…。
ショックと混乱している中、獣医さんからの説明によると、
肝臓癌は転移しにくく、また他に癒着も見られず、腫瘍は取り除いたから回復していくと思われる。ただ、もし癌細胞まだ残ってる可能性もあるから抗がん剤治療も一つの手としてある。
抗がん剤治療はうさぎにとって負担になるもので、抗がん剤治療をしたからといって完治するわけではない。その時は痛み止め等の緩和ケアでこの子の寿命として最期を看取ってあげてもいいかと思いますが、それも飼い主さんの意思に委ねますとの事。
私は痛くない、苦しくないようにしてあげたくて緩和ケアを選びました。
癌でショックでしたが、とりあえず生きて帰ってきてくれた事と、融通をきかせてくれた獣医さんに感謝しつつ病院を後にしました。
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動きません…。
手術後1日目
帰宅後、一瞬おやつにがっつくものの、一口食べてもぐもぐしたらお腹が痛かったのか、そこから一切ご飯を食べなくなりました。
翌日痛み止めの点滴を打ちに再び病院へ。
獣医さんに昨日の様子を説明。
食道の近くを切ってるから痛かったんでしょうとの事。
「年内もしご飯を食べなかったら、元旦朝に電話して下さい。病院は休みですけど対応しますんで。まずは普段の半分の量が食べらるようになる事を目標にしましょう。」と優しい声掛けを貰いました。
お薬もらい病院から帰宅。おやつは食べてくれました。
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手術後2日目
昨晩あげたフードは完食!
朝シリンジでお薬をあげた際、おやつと勘違いしたのかすごくがっつき一瞬で薬摂取。
足を引きずる仕草とお腹をペロペロはしているのですがなんだ元気そう。
そしてご飯をあげる際、嬉しすぎたのかなんと小屋から飛び出てきました。
小屋へ帰るには少し段差があるので抱っこしてお帰りいただこうと思った矢先、小屋へ飛び帰るあーさん。
え、傷口まだ痛そうだけど大丈夫なんか!?!
ご飯は盛り盛り食べるし歩き回ってるし、うさぎの回復力には生命力に脱帽です。あーさん、ありがとう、大好きだ!!
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費用
あーさん、順調に回復中です。
今回かかった費用も書いときます。
・検査代 ¥25,000
・手術代(点滴込) ¥102,000
・点滴、薬代 ¥6,000
合計 ¥133,000でした!
10万円であーさんの健康が買えるなら安いもんですね。
頑張って10歳まで生きような!
読んで下さってありがとうございました!
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