1分読書メモ:ヤフーの1on1
自社で1on1を取り入れることになったので参考図書として手に取った本。
組織の中のコミュニケーションという曖昧なものを、分かりやすく丁寧に書いてくれていた。
また、1on1というものの意義や、評価面談等のその他のコミュニケーションとの違いも感じることも出来、1on1を実施する側としてはもちろん、受ける側としてもたくさんの気付きが得られた。
中でも印象に残ったのは下記の言葉。
「大人の学びは「痛み」が伴う」
自分で経験して失敗を繰り返して学んでいく。
上司は答えを教えるだけの存在ではない。
「人を信じて、人を信じず」
まず「人の力を引き出すこと」を信じている。
しかし、同時に人にまつわることには、様々な怠慢やエラーが起こり得ることを念頭に置く。
「上司の役割は部下の才能と情熱を解き放つこと」
社員が仕事や周りからの支援を通して、自分の才能ややりたいことに気づき、活力が溢れ出すように仕事をするサポートを行うのが上司の役割。
1on1は部下の成長はもちろん、上司側の成長も試されている良い取り組みだと改めて感じた。