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川端康成、安部公房を全部読む
最近、新潮文庫から出ている安部公房作品を全部読むことができた。
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今年になって、安部公房が初期に書かれたものも出版されているので、しかも、『箱男』が映画化されるということもあって、ちょっと楽しみにしている。
しかし、安部公房は難解である。
一読では、何を書いているか分からなかった作品も少しばかりある。
しかし、人間がどんどん壊れていくアイデンティティクライシスの過程をこれほど丹念に描いた作家はないと感じる。
しかし、作品群を読んでみると、文体に慣れてきて、読むことができた。
その前には、川端康成を全部読むこともした。
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これもとても面白い体験でした。
その前には、谷崎潤一郎の作品にもハマった
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結構読んでみるものだ。
かなりこれだけでも読んでいますね。
一つ一つの作品がどうだったかは、ちょっと大変な作業になるのでしないが、
一人の作家の作品を全部読むってのもちょっとハマっている感じでしょうか。
その前にも三島由紀夫を全部読むことにもチャレンジしていたのだけど、三島由紀夫論などを含めるとどれだけ読んでいるのだろうか。
ちょっと今数えてないんでよくわかっていないが、結構な数になっているのではないかと思おう。
そして、これからチャレンジしてみたいのは、太宰治です!
太宰を新潮文庫を主にして、全部読むことにチャレンジしてみたいと思っている今日この頃です。
その一発目で先日、『人間失格』を久方ぶりに読み返してみたのだけども、
本当にダメな人だなぁという感想を持ちました。笑
でも嫌いではないので、太宰をできるだけ早く、全部読んでご報告することをお約束しておきましょう。
絶望するな。では失敬。