24/7/20 言葉の宝物
今日は、大学時代に所属していたギターサークルのOB・OG会だった。私も運良く同期に誘ってもらい、ギターで演奏発表に参加した。
1ヶ月ほど前から個人練習をしてきた。先々週に歌うメンバーと合わせの練習をしたが、サビ前のアルペジオの正確性、リズムキープ、自分が歌う部分の高音、歌と入りのタイミングを合わせる、といったところの課題が浮かんできた。
現在研修中で寮生活のため、あまりギターはさわれていなかったが、土日を使って練習して今日を迎えた。
結果、懸念していたサビ前のアルペジオはちょいミス。リズムキープは、歌メンバーに身振り手振りのサポートをお願いし、多分上出来。高音歌パートは、少しかすれた、といったところだった。自分的には、もっとできたなとか、ミスして悔しいという気持ちがけっこう大きかった。
それでも、発表が終わってすぐに不安そうな私に、よかった!と声をかけてくれた、歌メンバーの先輩がいた。また、同期の一人にも、歌うまいんだね、ギターうまいんだね、と声をかけてもらえた。
その二人の言葉が、本当に嬉しい。完璧ではなかったが、やってよかった、もっとやりたい、と思えた。
寮生活が始まってからは、研修でギターの練習はできないし、なんで参加申し込んじゃったのか、、と思うこともあった。
演奏中も、かなり不安が残っていた。現役生時代、ゼミを理由に、大してサークルに参加できていなかったのに、OB・OG会に来てもいいのかな、とか。
演奏直後は、ああ、ミスしたな、残念だな、とか。
マイナスな気分にもなっていたのに、不思議だ。何かに打ち込んで、その結果を褒めてもらうって、こんなに嬉しいのかと思う。6月の大きなイベントの仕事で感じた達成感も、こんな感じだった。久しぶりだ。
私には向いていない、才能がないのかもしれないと、頭によぎる。けれど、そこで流されず、それでも挑戦してみたい心を信じて、とにかくやる。続ける。その大切さを、あらためてしみじみと、感じることができた。
最近、仕事に対してと弱気になっていた。だからなのか、仕事つまらないな、この先大丈夫かな、と思っていた。
自分の現状の知識、スキル、実績に満足していないものの、職場で唯一の憧れの先輩のようになることは難しい。無理だと思う。
そんな諦めの気持ちから、仕事ってつまらない、と思うようになってしまっていた。
今日のギター発表までの経験、二人からもらった言葉は、間違いなく宝物だ。この気持ちを忘れず、何事においても、自分のありたい姿や憧れを信じて、努力によって自分をそこに必ず近づけることができると信じて、途中で疑念がよぎってもなお信じて、進んでいきたい。
そして、音楽にももっともっと、触れていきたい。ギターもさらにかっこよく弾けるように練習したい。
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