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よく使う表現「体の声を聞く」を分解してみた|ゼロ化整体Lei

こんばんは。ゼロ化整体Lei 辻村裕美子です。

私自身もよく使うし、巷でもよく見かける表現のひとつですが、目にする度にいつもなんだかなぁと感じる表現。

「体の声を聞く」

ひどい痛みや不調を抱える前の段階で、なるべく早くケアしましょう!と伝える際によく使いますが、これだけだと言葉不足でいつも語彙力のなさを反省しています。

その理由は、体の声を聞くにはそれだけの意識と感覚を使いこなしていることが前提だから。

それって急には難易度高いですよね…

日々の暮らしの中で、どれぐらいの時間、体へ意識を向け、その感覚を確かめているでしょうか。

アスリートやダンサーの方など、体を使う仕事や微細な動きをコントロールする機会がある方でない限り、多くの場合、何もないうちは体に無頓着で、どこか具体的に痛みや不調が現れて初めて体へ意識が向く。

ここでようやく「体の声を聞く」という言葉が意味を持つようになるんじゃないかと思うんです。

誰も彼もがしょっぱなから体の声を聞くことができるかというとそうじゃない。

特に自覚する痛みや辛さが全くない状態で体の声を…というのは、なかなか難易度が高いこと。「体の声を聞きましょう」と言われて具体的に何をすればいいのかパッとイメージがわく人はすでに玄人さんです。

とはいえ「体の声を聞く」って言葉はとても使いやすい表現なのは確か。だから分解して考えてみました。

抽象度の高い「体の声を聞く」が表現したいことを分解していくと、大切なのは、自分の体の状態に気づく機会をつくりましょう、ということじゃないでしょうか。

体の状態を確かめる場を習慣的に持つことで、

いつもと違う

ということになるべく早く気づくようになりましょう、というのが「体の声を聞く」に込められた意味。

だとすると、毎日繰り返す同じ動作の中に体の状態を確かめる機会をつくるとうまくいきそうです。

朝起き上がるとき、顔を洗うとき、歯磨きをするとき、お風呂に入っているとき。

毎日繰り返すことを行う際に少しだけ体の感覚に意識を向けてみる。

いつも通りなのかいつもより楽なのか辛いのか、日々のわずかな違いを味わってみる。

そういうことが積み重なると「体の声を聞く」ことになるんじゃないかなと思いました。

ゼロ化整体の場合、体の声の聞き方はとってもシンプル。

「筋肉をグリグリしてみる」

痛い・イタ気持ちいい・気持ちいい・くすぐったい・硬いけど何も感じない、などなど、筋肉をグリグリすれば、何かしらの感覚が出ますよね。

その感覚で、その日そのときのコンディションを知ることができます。

具体的にどの感覚であればどうなのか?は師匠 鮎川史園や私のYoutube動画で話していますので、よかったらご覧ください。

「筋肉をグリグリしてみる」は誰でもすぐにできる確認法なので、ぜひ活用してみてくださいね。

私たちのところに施術を受けにきてくださる方は、ほぼ必ず何かしら辛い痛みや不調を抱えて施術を受けにいらっしゃいます。

でも、施術を受けていくうちにだんだんとご自身の体への意識が変わっていかれる方がほとんどです。

痛みや辛さに目がいってばかりだった方が、これも楽にできた!あれもスムーズだった!という具合に、辛さやできないことから楽にできることの方に意識を向けるようになられます。

きっと、聞こえてくる体の声自体が変わっていかれるんですね。

ゼロ化整体はあなたの体が「本来の状態かどうか」確かめるきっかけの場です。

どこが力んでるのか、歪んでるのか、淀みがあるのか。

どこをどのぐらい無理させているのか。

それを把握することができれば、本来の状態に戻してリセットすることができます。

ぜひ一度、あなたのからだの状態を確かめにいらしてくださいね。

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