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2025/01/11 家カレーが好きだー

カレーが好きである。

毎年、清水寺で発表される今年の漢字、2024年は「金」であったが(「金」は殿堂入りでよいのでは?)、自分の2024年の漢字はカレーの「咖」である、と言っても言い過ぎではない。

これまで、料理とは無縁であったが、とあるきっかけで、妻に料理を教えてもらい、そこから料理をするのが楽しくなり、まずは比較的難易度の低いカレーを作るようになった。
単身赴任先から帰省した時は、必ず作っており、今日は今年のカレー初めの日となった。

当然、料理の上手な方やスパイスに詳しい方のような域には達していないが、作ったカレーを家族に振舞って
「おいしい」
と言われると、(社交辞令だったとしても)やっぱりうれしい。

また、野菜や肉などの素材を加工(切ったり焼いたり)して、カレーになっていく工程も楽しい。

玉ねぎをスライスしてレンチンした後、フライパンで飴色になるまで炒めたり、じゃがいもの皮をむいた後にいったん水にさらしたり、牛肉のブロックを赤ワインにしばらく漬けてから焼いたり、鍋の灰汁を取ったり、ルーを入れるときはいったん火を切ってから混ぜたり、など
素材に付加価値をつけてカレーに仕上げる工程や注意する点などは、仕事での機械のモノづくりと同じことだよなぁ、と思う。

ふと、料理は楽しくできるのに、仕事になると100%楽しめなくなるのはなぜだろう、と思う。

仕事を進めるうえで、検査や進捗確認、報告することはとても大事なことではあるが、料理に置き換えて「なぜ野菜を予算内で買えなかったのか!」、「肉の品質を確認したか!」、「料理工程が遅れたのはなぜか、その対策は?」などと言われるようになると、どう感じるだろう。

予算通り、スケジュール通りに料理を作ることができたとしても、ねぎらいの言葉がなかったら、どうだろう。

と考えると、仕事を楽しむ/楽しんでやってもらうためのポイントが少しわかる気がする。

うまくいかなかったら、指摘するだけじゃなくて、一緒に考えて改善する。

うまくいったら褒める。

感謝の気持ちを伝える。

そう心掛けながら、今年も仕事に取り組もうと思う。

追伸:
レンコンを素焼きしてトッピングするとおいしいです。
(揚げ物じゃないので、罪悪感もなし。)

玉ねぎが茶色になっていくところが好き
うまくできました

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