2024年振り返り
早いもので、2025年を迎えました。
年明け前に2024年を振り返るつもりでしたが、とち狂って一年越しに2023年を振り返ったところ思いのほかちゃんと振り返ってしまい、結局2024年を振り返ることができませんでした。
なので、2024年はまた来年末に持ち込すことに
年は明けてしまいましたが2024年を振り返ってみます。
ただ、前の記事で2023年を振り返ったところ、久しぶりに文章を書いたからか筆が乗ってしまい無駄にやたら長い文章を書いてしまったので、今回は一筆書きでさらっと書きたいと思います。
追記:結局長くなりました。
ただいらんことしか書いていないので全部とばしてもらって大丈夫です。ご興味ある方は最後のまとめだけ読んでください。
2024年振り返り
まず、2024年は2023年とは対照的に、なかなか物事がうまくいかない年でした。
2023年がわりと充実していたこともあり、その勢いのまま2024年も良い感じで過ごそうと思っていたのですが、実際にはそううまくいかず。
やりたいことがなかなかできず、歯がゆい年だったと言えます。
では、年始から簡単に振り返ります。
年明け後すぐに移籍を決める
2023年末、東京から関西に帰ってきました。
引っ越しやら求職活動やらは年末に完全に終わらせ、盤石の状態で2024年を迎えます。
今後進んでいく道もすでに決まっており、以前のように志高く持てずとも、自分が必要とされること、自分がやれることを粛々とやっていこう。
そんな風に思っていました。
が、年が明け2024年になり、10日経った頃には道場移籍を決め、それに伴い大阪から兵庫への引っ越しも決めてしまいました。
それ以前に大阪市内への引っ越しを考えて、谷町6丁目あたりの物件の内見を済ませ申し込みまでしていたのに。
申し込んだ翌日には移籍を考えだして、その次の日には申し込みをキャンセルし、翌週には芦屋〜西宮あたりの物件を内見して次の住まいを決めていました。
我ながらとち狂ったスピード感です。
普段はめちゃくちゃ優柔不断なくせによくわからないところで超速の決断と行動力を発揮しやがります。
ということで、落ち着いた状態でスタートして着実に歩んでいくはずだった2024年は、急な方向転換により年明けからバッタバタに。
そして2月には前の道場を退会し、移籍と引っ越しの準備をいよいよ開始しました。
移籍はすぐにすることも考えましたが、
仕事が未経験の職種で慣れるまでに時間がかかりそうだったこと
引っ越しをして家具を一からそろえないといけなかったこと
怪我を治すのにも良い時期と考えたこと
その他もろもろ
などがあり、マルチタスクが苦手で一個一個片付けていかないとてんやわんやになる自分はこんな状態で移籍しても柔術に集中できないだろう、と考えて、三ヶ月の猶予を設けることにしました。
そしてこの三ヶ月の間に、尼崎柔術練習会と、BJJ LABでのライター活動を始めました。
※ちなみにこのお休み期間にマイナンバーカードなどが入った財布を無くしてしまい(たぶん盗まれた)、住所変更と確定申告と重なってなかなか大変な思いをしました。もうこの時点で2024年はそういう年だってことがわかりますね。おみくじ大吉だったのに。(財布に入れてたから大吉おみくじも失ったけど。それで福が去ったのかもしれない。)
※尼崎柔術練習会を始めた理由は今となってはあまり覚えていません。お休み期間も柔術たまにやりたいし、それなら自分で練習会開催しちゃうか、みたいなノリだったと思います。たぶん。
カルペディエム芦屋に入会
3〜5月のお休み期間を経て、晴れて6月にカルペディエム芦屋に入会。
この頃には仕事にも慣れており、さすがに引っ越しも落ち着いていたので、柔術やりたい欲が爆発してか入会直後8日くらい連日通って練習しました。
(さすがにとばしすぎて体が悲鳴を上げたのでその後しっかり休みましたが。)
ちなみに移籍理由は今を生きたかったからです。
新たな再スタートを切り、
これから柔術やりまくるぞ!!!
と決意。
…しましたが、なんやかんやあって6月末には仕事を辞めることが決まってしまいました。
なんとか茶帯に(※今年のハイライト)
今から新しい環境で、再スタートや!
と思っていたら、直後に突然退職することが決まり、またまた心中落ち着かない状態に。(仕事は好きでやりがいもあり、成績も全然良かったのですが、人生何があるかわかりませんね。)
しかし7月末に関西柔術選手権があったので、これに出場することを決め、今後のことをいろいろ模索しながら練習に励みました。
正直、こんな状態で勝てんのか…、という不安はありましたが、結果、シェア優勝。
個人的にも良い勝ち方ができたと思います。(久しぶりにフットロック極めれて嬉しかったです。)
カルペディエム芦屋としてのデビュー戦を良い形で終えることができました。
本当に良かったです。
そしてその数日後、晴れて茶帯を巻いていただけました。
紫帯になって丸3年が経っていたので、とても嬉しかったです。
転職活動とキャリアの見つめ直し
大会も終わり、2024年一番の目標でもあった茶帯になることもできたので、転職活動を本格開始。
これを機に自分の今後のキャリアを改めてちゃんと考えました。
(というか、自分のキャリアとこれだけしっかり向き合ったのは多分初めてでした。今まで自分のキャリアにこだわらず、その時々のやりたいことをやってきたので。)
今から新たにキャリアを始めるにしても、年齢とこれまでのキャリア的にもそこまで選択肢は多くはない。
さらに、柔術をどこまで優先するか?
それによって選べる仕事は変わってくる。
そんなことを考えながら、何を優先すべきか悩み、また、失業手当をもらえていたことから少し余裕もあったため、転職に時間をかけてしまいました。
生活はできていても、転職活動に伴うストレスはしっかり感じていたため、この時期は柔術に集中できず歯がゆい気持ちもありました。
ストレスからか体調を崩しがちに。
その後、ようやく新しい仕事が決まり、12月になってやっと落ち着きました。
二回戦止まりに終わった全日本選手権を終えたと同時に、諸々の“やるべきこと”にずっと追われ続けた一年が静かに終わっていくのを感じました。
2024年まとめ
いろいろあったようでなかった年
ということで、2024年を振り返ってみました。
主な出来事は下記の通りでしょうか。
未経験業種への転職
道場移籍と転居
尼崎柔術練習会開始
BJJ LABライター活動開始
茶帯昇格
まさかの退職と再転職
思い返すと、いろいろあったようでなかった年、もっと挑戦したかったけど積極的に挑戦できなかった年、だったなと思います。
2023年は自分のやりたいことでずっとバタバタしていましたが、2024年はやらないといけないことでずっとバタバタしていました。
一つのことが解消されないうちに次々とやらないといけないことが降ってきて、その解消に追われるを繰り返した、そんな一年だったように思います。
次々と大きな選択を迫られたこと、また、一部周囲からの過剰な干渉もあり、年始から年末までずっと何かしらのストレスを抱えていた気がします。
悪意を持って干渉してくる人たちによく絡まれる年でもありました。そのおかげで今まではずっと人に恵まれていたんだなと思えました。
キャリアの再考と深まった自己理解
しかし、12月になるとやっと落ち着いて、それに伴い思考もクリアになり、久しぶりに柔術に前のめりになって取り組めました。
すぐには練習回数は増やせませんでしたが、
柔術のことを考えている時間が楽しい。
久しぶりにそんな感覚になれた気がします。
また、思いがけず仕事をやめることになったことで、自分の今後のキャリアを再考する必要性に迫られ、自分の進みたい道が明確になりました。
前の仕事に大きな不満はありませんでしたが、働く中で、
「今後自分はどんな仕事をしていくのか?果たして今のままでよいのか?」
「柔術が中心じゃなくなった今の生活で、自分がやりたいことは一体なんなのか。」
そう考えることもありました。
しかし、今となってはそんな疑念は晴れ、進みたい道が明確に見えています。
退職後も継続する信頼関係もある。
認めてくれる人はいる。
さらに、転職活動のために時間をかけて自己分析を行なったことが、自己理解を深めるきっかけになりました。
自分は何に関心があるのか、何が得意なのか、どんなことを大切にしているのか。
それらに気がつくことができ、今後の人生設計の一助となりました。
ただでさえ不器用な人間で、得意不得意が極端に出る性質なので、今後新たなキャリアを歩む前に自分への理解を深められてよかったと思います。
今年は失うものばかりがあったように思いましたが、振り返ってみれば得られたものも確かにありました。
それらはいずれ、自分の糧となっていくと思います。
失ったものと得られたもの
2024年は、積み上げてきたものを自ら壊して、得られたチャンスを無下にしながら、自分なりにじたばたともがいた年になりました。
その過程で失った時間も、お金も、信用も、健康も、そしてそれ以外のものも、たくさんあったように思います。
それらはもう取り戻すことができないもので、思い出すと正直、惜しく感じるものもあります。
しかし前述の通り、得られたものがあったのも確か。
失った物ばかりを数えても、前には進めません。
多くのものを失って得たものと共に、そしてそれを力に変えて、2025年は前進していきたいと思っています。
そして、今後は自分の好きなこと、得意なこと、キャリアの限界を追求して、自己の実現に努めていく所存です。
今まで生活の中心にあった柔術にどれほどの関わりを残したまま新しいキャリアを歩めるかはわかりませんが、自分にとってなくてはならないものなので、関われるだけ関わって、追求できるだけ追求していきたいと思います。
それが自分の幸せなので。
せめていただいた茶帯に恥じぬよう、強くありたい。
この茶帯に相応しい強さでありたい。
では、2024年の振り返りは以上です。
ご愛読、ありがとうございました!