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6-7 パッケージを作成する

ソフトウェアと経営マガジン第84回です。組織を動かすうえで、方針をどれだけ浸透させられるかが重要ですが、それを支えるのがパッケージングだと思っています。今回はそのパッケージングについて書いていこうと思います。

記事に対する疑問や感想、意見などXでのポストや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。

前回の記事はこちら。


はじめに

優先度の設定によって、私たちは組織が取り組むべき課題の構造と順序を明確にすることができた。しかし、これだけでは組織全体を動かすための十分な準備とは言えない。優先度という「軸」は示されても、組織の構成員一人一人が「なぜそれを行うのか」「どのような未来を目指しているのか」という実際の行動につながるような理解には至らないためだ。

そこで必要となるのが、戦略のパッケージングである。これは単なる資料作成ではなく、組織全体を同じ方向に向かわせるための「共通言語」と「行動指針」を生み出すプロセスだ。このプロセスは、後の変革の成否を決定づける重要な土台となる。

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